6月まで滑れる!?山スキー名山 針ノ木岳【松本店】

2023-05-08

こんにちは、石井スポーツ松本店の酒井です!
 
スキー場もほとんどの場所がクローズしてしまいましたが、まだまだ滑れる場所があります。
そう、雪が無いなら標高を上げれば良いのです。
 

 
概ね北向きの斜面、雪の多い後立山連峰の一座。
大きな沢地形と色々な要素が組み合わさり、小雪の中でも針ノ木岳周辺はまだまだ滑ることができます。
 

 
扇沢バスターミナルから板を担いで登り始め、小一時間で針ノ木雪渓の末端へ。そこからシールを貼った板を履き雪渓を登っていきます。

 
そのまま針ノ木雪渓を詰めていくと、マヤクボの出合いに到着、ここから針ノ木峠に向かうか、マヤクボ沢を詰めて針ノ木岳の山頂に向かうかの選択になります。僕が針ノ木岳の山頂へ向かう場合は、いつもマヤクボ沢を通ります。
 


 
マヤクボ沢を通り、マヤクボカール内から針ノ木岳山頂へ向かいます、登る側から見て右側でも左側でも登れますが、右側の方は時期が早いと嫌らしいトラバースが出てくる場合も…
 


 
針ノ木岳山頂、
ここから見る立山と黒部ダムは絶景です。
何度見ても飽きません。
 

 
さて、山頂からマヤクボ沢に向けて滑降。
斜度40°以上、なかなかスリリング。
 


 
マヤクボカールからちょびっと登り返して、
針ノ木峠の方へ向かうのもまた一興。
ここもいい斜面がたくさん有ります。
 

 
この山域のメインルートは針ノ木岳山頂と針ノ木峠、蓮華大沢になりますが、他にも名前の無い沢筋が沢山。
そんな場所を登って滑るのも非常に楽しめます。
 

 
ルート本に載ってない場所を、地図を見ながら現状と照らし合わせ詰めていくのはまさに冒険ですね。
 

 
針ノ木雪渓は6月になっても雪が残っているため、しぶとい山スキーヤーは6月中旬頃でも滑りに来ていたりします。ただし、根雪でガタガタ、そして大小様々な落石だらけなのでお勧めはしません(笑)
残り少ないシーズン、皆様も楽しんでください!
 

 
追記.
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