スキーポールの選び方(適正の長さ)【カンダコンペカン】

2023-07-12

カンダコンペカン遠藤です。
 
本日はスキーポールの適性の長さをご案内します。
 

 
スキーポールの長さ選びの目安として計算で算出できます。
 

 
・オールラウンドに使う場合
 身長 × 67%
例 165cm × 0.67 =110.5 110cmが適正
 
一般の場合、オールラウンドが一番多いスキーポールの使い方ですが、人によっては小回り用と大回り用で使い分ける方もいらっしゃるかと思います。
その場合は身長に対して、小回り66%、大回り68%で計算します。
 
競技スキーの場合はオールラウンドよりも長くなります。
競技スキーはSLとGSで使い分ける場合が多いです。
SLは69%、GSは70%で計算します。
例 SL 165cm × 0.69 =113.8 
  GS 165cm × 0.70 =115.5 
例のように計算すると数値に差がありませんが、競技スキーの場合SLポールとGSポールの差は3cm~5cmが目安なので、SLポールが110cmの場合、GSは115cmが適正になります。
SLはターンの切り返し時にポールを突いてタイミングを取るので、長すぎるとタイミングがとりにくい場合があります。GSはスタート直後に漕いで加速していくので、長い方が良いスタートを切れます。
 
計算でも目安を算出できますが、肘の曲がり具合も一つの目安となります。
 
カンダコンペカン 丸山プロの身長は180cm。
115cm、120cm、125cmのスキーポールを持った時の比較をしてみました。
 
↓115cm 少し短い印象で手の位置が低いです。

 
↓120cm 肘より少しだけ手が下にあり、オールラウンドなら適正と言えます。

 
↓125cm 肘が直角のイメージです。SLやオールラウンドだと長い印象です。

 
参考までに丸山プロのSLポールは120cm、GSは125cmを使っているようです。
既にスキー経験が豊富な方でしたら、ご自身のスキーポールの好みの長さもあるかと思いますので、慣れている長さで十分かと思います。
 
競技スキー、パウダースキーなどは長め、モーグルやパークなどは短めを使用する場合が多いです。技術レベルによっても長さは前後します。
 
またスキーポールの種類の中には伸縮タイプもあります。
整地ゲレンデ、パウダー、コブなどに合わせて長さが楽に変えられるポールもオススメです。
 

 
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
 
またお好みのサイズにポールカットもできます。
お持ち込みは有料となります。当店ご購入時はサービスにて承ります。
カットができないモデルもございます。
詳しくはカンダコンペカンまで!
 

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カンダコンペカン

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