こんにちは、石井スポーツ松本店の高橋です。
 
先日同期と北アルプスは槍ヶ岳に登ってきました。
ルートは新穂高温泉から、槍平、千丈沢を抜け槍ヶ岳山荘でテント泊の一泊二日。
新穂高温泉に着いたのは、午前5時頃でしたが、その時点で無料駐車場はほぼ満車状態。
ギリギリ車を止め荷物をまとめ、軽く朝食をとり、朝の六時から行動開始。
 
この日は猛暑日で特に槍平から千丈沢分岐までの区間は蒸し風呂状態。
水分と塩分をこまめに取りながらゆっくり上がって行きます。
猛暑日には水分が簡単に補給できるハイドレーションが大活躍。
小豆な水分補給で熱中症のリスクを大幅に抑えることができます。
ちなみに、私は普段ソースの1.5ℓのハイドレーションを愛用しております。
上部がガバッと開くことと、生地の厚さが魅力で私はかれこれ３年くらい使用していますが全く破れそうな箇所はありません。
大きさは1.5ℓ、2ℓ、3ℓとありますが、オススメは1.5ℓか2ℓ。


 
千丈沢分岐で休息を取り、今回は西鎌尾根から上がるルートで槍ヶ岳山荘へ。

 
千丈沢は高山植物が咲き乱れ、その美しさに脱帽していましたが西鎌尾根に出た瞬間爆風・・・・・・

 
慌ててレインウェアを羽織ります。
レインウェアは雨だけでなく風も防いでくれるので汗冷え対策にオススメ。
風の強い場所では面倒くさがらず、一枚羽織りたいところです。

 
そこから約１時間。急峻な岩肌を登り切り15時頃に槍ヶ岳山荘へ到着。
翌日の朝は天候が優れないため、受付を済ませ、テントを張り少し休んだ後その日のうちに山頂アタックへ。


 
山において、最後の登りを登り切り、目の前の視界が一気に開け絶景と達成感に襲われる瞬間は何度味わってもたまりません。
この日はガスが多く北アルプス、奥黒部の大パノラマは見られませんでしたが、ときよりガスの切れ間から見える稜線がかえって神々しく写りました。
 
翌日の早朝はガスが多く出ていましたが、出発する頃には青空も見え北アルプスの大パノラマを楽しむことができました。

 
二日目は登ってきた道をピストンで下山。コースタイムは5、6時間くらいでした。
北アルプスのシンボル、槍ヶ岳。まだ行かれていない方は今年の夏、ぜひ挑戦されてみてはいかがでしょうか？
一方で今年の夏は山岳事故が多く北アルプスの北部や奥黒部のエリアなどでは水不足も発生しているとのこと。
事前にコース状況を確認し、無理のない登山計画で夏山を楽しみましょう。