秋山テント泊【松本店】

2023-09-10

こんにちは、石井スポーツ松本店高橋です。
鈴虫も鳴き始め、少しずつ秋の訪れを感じるようになってきました。
 
皆様は日帰り、山小屋、テント泊の中ならどの山行が多いですか?
様々な山行スタイルがありますが、私はテント泊が多いです。
 
夏山のテント泊も楽しいですが、個人的には秋のテント泊が1番好きです。
日本酒片手に沈みゆく夕日を眺めるひとときはたまりません。
 
今回はこれからテント泊を始めてみたいという方に向けて、
テント、シュラフ、マットの選び方についてご紹介したいと思います。
 

 
まず、秋山で気をつけたいのが朝晩と日中の寒暖差です。
天気によっては、日中は半袖でも過ごせるくらい気温が上がったりしますが、日が落ちると一気に気温が下がりまるで別世界です。
 
夏山のギア選びでは軽さと快適さが重視される傾向にありますが、秋山では夜の寒さにしっかり耐えられるかが重要になってきます。
 

 
テント
テントには本体のみのシングルウォールと、本体とフライシートのついたダブルウォールがあります。
どちらも魅力がありますが、今回はダブルウォールをご紹介したいと思います。
理由はこれからの季節は結露しやすいからです。
 
外とテント内との温度差から水滴が発生し、朝方にはテントがかなり濡れてしまします。
ダブルウォールはシングルウォールに比べて水滴がテントに侵入しづらいため、初めてテントをご購入される方には特におすすめです。
 
サイズはソロの場合は1~2用 2人の場合は2~3人用を選ぶと中の空間をゆったり使えておすすめです。
 

 
シュラフ
シュラフの素材には、化繊とダウンがありますが、オススメはやはりダウン。
同じ保温効果でも重さや収納時のコンパクトさにかなりの差がでます。
 
特にテント泊は日帰り装備に比べて一気に装備が重くなるので、軽くできる所は軽くしたい。
メーカーごとに強みがありますが、個人的には濡れに強いナンガのシュラフが一押しです。
ダウンは濡れに弱いというデメリットがありますが、ナンガのシュラフは、生地が撥水加工になっているシリーズや、ダウン自体が撥水性を持つものを使っているシリーズなどがあり結露しやすいこれかの時期にもってこい!!
 
またレギュラーサイズとショートサイズがあり、女性の方でも大き過ぎないサイズ感でお使いいただけるのも嬉しいところ。
 


 
マット
マットには、広げるだけのタイプと空気で膨らませるタイプとある程度勝手に膨らむタイプの3種類があります。
どのタイプを選ぶかというのも重要ですが、寒い時期はR値という数値も同じく重要になります。
 
R値とはざっくり言うと地面からの冷気をどれだけ防げるか、その指標の数値になります。
数字が上がるほど冷気を防ぎ、マット自体に厚みを出しやすいエアマットタイプにR値が高いモデルが多い傾向にあります。
 
寒さが苦手という方や底冷えが気になるという方には是非試して頂きたいです。
また寒さの感じ方は、個人差があるため不安な方は店頭スタッフにご相談ください。
 

秋山は、夏に比べて寒さに対するリスクが大きくなる反面で、紅葉や澄んだ空などの絶景にも出会える季節です。
温かい汁物片手に沈む夕日を眺める最高のひとときを是非味わってみて下さい。
 
始めてみたいけど不安だなぁという方はぜひお近くの石井スポーツ、アートスポーツスタッフにご相談ください!!
 

この記事を書いたのは:


松本店

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