FISヘルメットの安全性【カンダコンペカン】

2023-09-13

カンダコンペカン 遠藤です。
 
スピードを競うアルペン競技にはヘルメットは必須アイテムです。
公式大会は勿論、草大会でもヘルメット着用ルールを設けている場合が多いです。
 
ヘルメットの寿命は保管環境や使用頻度にもよりますが、3~5年と言われています。
素材の経年劣化や接着剤などの劣化によって、安全性が低下してしまいます。
 
レーシングヘルメットはハードシェル構造です。高い強度の素材を使っているので、軽い衝撃では割れたり、凹んだりは中々無いと思います。
 
しかし、トレーニングまたはレース中などクラッシュしてしまうと見た目上は問題なくても、中のライナーが凹んでいたり割れている可能性があります。
 
例としてクラッシュしたUVEXのレーシングヘルメットです。
見た目上は問題ありません。
 


 
UVEX「race+」の場合はシェルとライナーが外すことができます。

 
少し分かりにくいですが、右の外側が2か所凹んでいます。
 
↓正常な左側

 
↓大きく2か所凹んでいる右側

 
凹んでしまうと十分な安全性が確保できない為、買い替えた方がいいと思います。
 
基本的にはライナーを外すことができないヘルメットが多いので、凹んでいるか確認は難しいですが、クラッシュして安全面が不安でしたら買い替えをご検討ください。
 
また、経年劣化が進むとシェルが割れやすくなります。
シーズン前に割れていないか、インナーがボロボロしたり、べた付いていないか確認していただき、安全にスキーを楽しみましょう。

この記事を書いたのは:


カンダコンペカン

住所 東京都千代田区神田神保町1-6-1 タキイ東京ビル1F
電話番号 03-3295-6060
FAX番号 03-3292-3856
営業時間 夏季(4/16~10/15) 10:00~20:00
冬季(10/16~4/15) 10:00~20:30
アクセス 地下鉄「神保町」駅より3分、A5出口を出て左手方向へ進み、2つ目を左に曲がり右角にございます。(登山本店裏側)
駐車場 無し

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