カンダコンペカン 遠藤です。
スピードを競うアルペン競技にはヘルメットは必須アイテムです。
公式大会は勿論、草大会でもヘルメット着用ルールを設けている場合が多いです。
ヘルメットの寿命は保管環境や使用頻度にもよりますが、3~5年と言われています。
素材の経年劣化や接着剤などの劣化によって、安全性が低下してしまいます。
レーシングヘルメットはハードシェル構造です。高い強度の素材を使っているので、軽い衝撃では割れたり、凹んだりは中々無いと思います。
しかし、トレーニングまたはレース中などクラッシュしてしまうと見た目上は問題なくても、中のライナーが凹んでいたり割れている可能性があります。
例としてクラッシュしたUVEXのレーシングヘルメットです。
見た目上は問題ありません。
UVEX「race+」の場合はシェルとライナーが外すことができます。
少し分かりにくいですが、右の外側が2か所凹んでいます。
↓正常な左側
↓大きく2か所凹んでいる右側
凹んでしまうと十分な安全性が確保できない為、買い替えた方がいいと思います。
基本的にはライナーを外すことができないヘルメットが多いので、凹んでいるか確認は難しいですが、クラッシュして安全面が不安でしたら買い替えをご検討ください。
また、経年劣化が進むとシェルが割れやすくなります。
シーズン前に割れていないか、インナーがボロボロしたり、べた付いていないか確認していただき、安全にスキーを楽しみましょう。