こんにちは。
石井スポーツ松本店の酒井です。
先日、一週間ほどのお休みを頂き、久々に海外へ行ってきました。
行先は南半球、ニュージーランド。
なんと、国土の約1割が国立公園という大自然の国です。
さて、ニュージーランドに13個ある国立公園のひとつ、マウントクック国立公園。
その一番人気のトレイル、フッカーバレートラックを歩いていきます。
トラックの入口から目的地のフッカー湖までは、片道約1時間半の行程。
(ホテルからトラックの入口までは車で五分ほど、アクセス最高です)
入口から歩いて10分程度で、ものすごい景色の展望台へと到着します。
この展望台までベビーカーで来てる人も居たぐらいに平坦、かつ整備された道です。
ここから一本目の吊り橋を渡っていきます。
景色がワイルド。
氷河を横目に見つつ、巨大なモレーンの中を歩いていきます。
景色がいちいち凄まじく、なかなか足が前に進みません。
しばらく歩くと二本目の吊り橋へ。
風がビュウビュウと吹き抜ける吊り橋を歩くのはそれなりにスリリング。
「冬季のサザン・アルプスは天候が険しく、登るのはかなり難しい」と聞いてはいましたが、
平地でも風は強くて寒く、その険しさの一端を感じました。
二本目の吊り橋を過ぎてしばらく歩くと、ものすごく綺麗な木道へ。
景色も素晴らしいですが、この木道の歩きやすさも素晴らしい。
数年前に同国へ訪れた時にも思いましたが、ニュージーランドのトレッキングルート整備への熱の入れ様は凄まじいですね。
上高地~横尾間の林道よりも歩きやすい「歩道」が、ワイルドな山々を貫いていました。
長い木道を歩き、三本目の、最後の吊り橋を渡ります。
ここまでくれば、目的地まではあと少し。
最後の吊り橋を渡り、少しだけモレーンの中を登ると、目的地のフッカー湖に到着します。
目の前にニュージーランド最高峰のマウント・クック。その麓に横たわるフッカー氷河、
そして氷河が溶け出してできたフッカー湖が広がっています。まさに絶景。
展望台から湖畔に降りてみました。
末端の氷河が崩れて、僕たちがいる湖の対岸まで流れ着いています。
眼前に聳え立つマウント・クック。僕は登れる気がしません。
一般ルートとしては、稜線の反対側にあるタスマン氷河から詰めていくのが一般的らしく、
石井スポーツ松本店に勤務しているスタッフの佐藤さんは、かつてタスマン氷河と
狭いウェストリッジを経てマウント・クックに登頂されたそうです。
マジっすか…
そんなこんなで帰り道。
マウント・セフトンからドドーンという轟音が聞こえてきました。
どうやら山頂近辺の懸垂氷河が崩落したようで、大きな雪煙を上げていました。
怖い。
ゆっくり歩いて無事に下山。
4歳の子供を連れてのトレッキングでしたが、休憩を含めて4時間で帰ってこられました。
高低差はほとんどなく、歩道も物凄く整備されているため、非常に楽に歩いていけました。
僕は一応、家族分の防寒着含む登山用品一式を持ってアプローチシューズで歩いていましたが、
空荷の人達も多かったですね。
マウントクック国立公園、素晴らしい景色と、歩きやすい歩道が非常に印象的でした。
また数年後、必ず訪れたい場所です。
マウントクック国立公園トレッキング その2【松本店】
2023-09-19
この記事を書いたのは:

松本店
住所 | 長野県松本市平田東3丁目1−5 |
---|---|
電話番号 | 0263-85-1008 |
FAX番号 | 0263-85-1009 |
営業時間 | 夏季(4/16~10/15) 9:30~20:00 冬季(10/16~4/15) 10:00~20:00 |
アクセス | JR平田駅より徒歩15分 長野自動車道塩尻北ICより車で10分 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
※記事中の情報および価格等は掲載当時のもので、最新では異なる場合がございます。予めご了承ください。