こんにちは。
石井スポーツ松本店です。
唐突ですが、皆様コーヒーはお好きですか?
私は大好きです。
お山でコーヒーを飲みますか?
私は山小屋でもテントでも必ず1日に3杯~4杯は飲んでしまいます。
自宅でおとなしくし停滞している日には、1Lくらいは軽く飲んでしまっていると思われます。
今回はそんな無類のコーヒー好きが、
「いま最もアウトドアで美味しくコーヒーが飲める」と考えているギヤ
を紹介させていただきます。
まずは今までの私の山コーヒー遍歴から。
私が最初にハマった山でのコーヒーの淹れ方は、「パーコレーター」でした。
すこし粗目に挽いた豆を、水で煮詰めて作るスタイルですね。
「パーコレーター」の良いところは、とにかく熱々の状態でコーヒーが飲めることです。コーヒーには理想の提供温度が・・・。なんていうのはとりあえず置いておいて、とにかく山は夏でも冷えるので、暖かい飲み物を取るのがなにより!熱々最高!!
しかしながら、「パーコレーター」で淹れたコーヒーはその反面、どうしても煮詰まってしまうためウルトラヘビーな口当たりになってしまう事が多々。
ということで、次は王道中の王道、「山ドリップ」に手を出します。当然です。
ドリップの良いところは、やはり抽出される様をしっかり確認できる事です。細かい調整もフレキシブルに対応可。ギヤも色々でております。
ですがしかーーーし!!!とにかく、冷めます。
冷える日の山では、たとえ夏場でも淹れ終わった頃にはかなりぬるく。しかし温め直すために火にかけるというのは邪道に感じるため、まあぬるいまま飲みますよね。香りは良いのですがね・・・。身体も温まらないのです。
その後、某スター●ックスのインスタントを使うようになったり、自宅で使っているボダムのフレンチプレスのコーヒーメーカーを持ち出したり。
フレンチプレスはなかなか良かったですが(煮詰めず抽出できるため)、携帯性がいまいち。あと、淹れた後の豆の処理・コーヒーメーカーの清掃が、山では非常に厄介でした。
私は再び考えました。
紆余曲折の末、数年前にこのギアに辿り着きました。
【Aeropress Go】という名のこちらです。
長野県にはありませんが、都心にお住まいの方にはもうお馴染みの「ブルーボトルコーヒー」が採用している淹れ方で有名になった「Aeropress」と呼ばれる注射器のような器具で一気に圧力をかけてコーヒーを抽出する方法です。
その「Aeropress」の器具を、携帯性が良いように改良した製品がこちらです。
もうこれはね、完璧です。
まず抽出の安定性!
豆の挽き方とお湯の温度さえキチンとしていれば、暖簾分けされたてのラーメン屋のような、仕上がりのブレがほぼありません。
高圧力で香り高いコーヒーを、安定した味と香りで抽出することができます。
また一気に押し出すため、抽出後も温度は大きくは下がりませんし、「Aeropress」で抽出したコーヒーは最後に適量のお湯で希釈するため、飲みたい温度へ自由に調整ができます。
そしてなによりはその携帯性の良さと、後片付けの手軽さ!
抽出後の豆は専用のフィルターと一緒にギチギチに圧縮されているため、散らからずにゴミ袋へポイ。また、各所を簡単にティッシュなどで拭ってやれば、すぐにまた使えます。最高です。
この「Aeropress Go」で淹れるコーヒー豆は、グルメ系ストレートで浅炒りのものがおススメです。
私の定番はイルガチェフェG1で、すこし粗目に挽きます!
いかがでしょう?
気になった方は、是非店頭でもお問い合わせください。松本店では「Aeropress Go」のお取り扱い、モチロンございます!
もっともっとおいしいコーヒーを、アウトドアで飲みましょう!宜しければ、皆様のおススメの淹れ方も教えて下さると嬉しいです!
また余談ではございますが、今年の春に松本のローカル新聞社であえる「信濃毎日新聞社」が運営するMGプレスというWEB情報誌に、
アウトドアにて最小限の道具で作れるレシピをいくつかご紹介させて頂く機会がありましたので、恥ずかしながらそちらのリンクも貼っておきます(照)。
お時間のある方は、よろしければそちらもご覧になってみてください!
ご紹介した「Aeropress Go」を使った記事ではありませんが、写真の中にこっそりと「Aeropress Go」をスノーピーク450mチタンカップでカスタム構成した姿が映っておりますよ(笑)。
https://is.gd/C0tzB7
では!!