【登山本店】スポルティバ人気モデル4種比較【登山靴】

2023-11-19

こんにちは!

登山本店 靴担当のなんばです。

 

今日はスポルティバの人気モデル4種

「TX5 GTX」「TX4 MID GTX」「トランゴ TRK GTX」「ボルダーX MID GTX」

各モデルの特徴とおすすめシーンをご紹介します!

 

 

どれもローカットじゃないし、3000m登山を想定した作りじゃないし・・・

で似たような靴にも見えてしまいますが、

明確にコンセプトが違うので、

なるべくそこがわかっていただけるように紹介します。

 

 

初めての登山靴や低山ハイキングに!

①TX5 GTX

 

 

 

 

低山向けのハイカットハイキングシューズ。

ハイカットと聞くと怯みがちですが、

足首の素材が柔らかいため初心者でも快適な履き心地です。

むしろ慣れない登山で足首をひねりやすい初心者の方こそ、

足首をしっかり支えてくれる靴を履くと

特に下山時の安心感・安定感が違いますよ。

アッパーにはヌバックレザーを使用し、

ハイキングモデルながら足全体をしっかりと支えるホールド感があります。

 

△ソールは柔らかく岩場の少ない低山登山に適しています

 

 

ソールには、乾いた地面だけでなく濡れた地面でも滑りにくい

ビブラムのメガグリップを採用しています。

泥はけの良いソールパターンと、小石が詰まりにくい深めのブロック。

樹林帯(土の道)を歩く低山ハイキングをする方、

初めての登山靴を購入される方におススメの1足です!

迷ったらコレ!試着してみてください。

 

 

岩向け・軽量重視の2足目に!

②TX4 MID GTX

 

 

 

 

TX5との違いをよく聞かれるこちらのモデル。

TX5は「土」の道を歩く低山ハイキング向けなのに対し、

TX4は「岩」の道を歩くテクニカルなアプローチ向けの登山靴です。

低めのミドルカットに、

アッパーには柔らかなスエードレザー、靴底も柔らかいソールを使用し、

足の柔軟な動きが求められる岩場で活躍します。

さらに重さ約460g(メンズ片足)と軽量性も備えています。

 

 

△ソールはとても柔らかく、岩場での足裏感覚がつかみやすい

 

ソールにはビブラムメガグリップを使用し、

爪先立ちがしやすいクライミングゾーンや

設置面積を大きくして全方向への耐性がある円形ブロックパターン

=岩向けのソールパターンを採用。

岩稜向けの硬い靴を持っているが、

もっと軽くて動きやすい岩場用の靴が欲しい!という方に

おススメのモデルです。

岩場デビューの方や岩場経験が浅い方は、まずは立ち込みをサポートしてくれる

硬めのマウンテンブーツから選ぶのが無難でしょう。

ちなみにTX4はローカットがベースなので、派生モデルのミドルカットには

MIDの表記が付きます。

TX5はハイカットがベースなので派生モデルのローカットにはLOWが付きます。

そうやって見てみると4と5のコンセプトの違いがしっくりきませんか?

 

 

柔らかさと安定感のバランス◎!

③トランゴ TRK GTX

 

 

 

柔らかいナイロン素材のアッパーを使用した

ハイカットの低山ハイキングモデル。

履き心地を軽くて柔らかく仕上げているのでトランゴシリーズの末弟として

その世界を感じていただくには最適なモデルです。

足首周りや甲周りはピタッとフィットしつつも

足幅が広めの方でも履きやすいサイズ感です。

女性の足に多い、

足が小さい・かかとが小さい・足首が細い・甲が薄い

でも外反母趾で幅は広いという方にもおススメです!

 

 

△ソールは柔らかめではありながらも

爪先で狭い隙間に立ちこめる硬さも適度に残しています

 

日帰りハイキング~小屋泊トレッキングでの使用がおススメです。

 

 

スポルティバの名作シューズ!

④ボルダーX MID GTX

 

 

 

 

低めのミドルカットに、柔らかなスエードレザー、

岩向けのソールパターンと、

作りはテクニカルな岩場向けですが

その絶妙な履き心地の良さから

ビギナーから上級者まで幅広い層に愛されるモデルです。

クライミングアプローチや妙義山へガイドさんと登るときに指名されることの多いモデルです。

 

 

△つま先の硬さとクライミングゾーン(靴底のつま先部分が平らになっている)が、

狭い隙間への立ちこみやすさ・踏ん張りやすさをサポート

 

ソールにはビブラムのイドログリップを採用。

じっとりとした岩など、濡れた面で最大のグリップを発揮します。

今回の4モデルで一番クライミング寄りのゴム質といえるでしょう。

 

 

靴まわりにぐるっと1周巻きつけられたランドラバーとソールの剛性が高く、

日帰り低山はもちろん、

標高2000m級での安定した歩行、

重量10kgくらいまでなら山小屋泊登山もサポートします。

靴底やかかと周りの安定感が非常に高く、

なおかつ低めのミドルカットとアッパーの柔らかさがあるので

初心者にもおススメしたい1足です。

 

 

以上、

人気4モデルの比較でした!

なんとなく違い、モデルごとのコンセプトの違いを感じていただけましたか?

もちろんTX4MIDを高尾山や奥多摩の4~5時間のハイキングに使っても構いません。

サイズ感や履き心地はそれぞれ違うので

ぜひ店頭で比べてみてください♪

 

 

 

登山本店 難波

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