24-25ニューモデル『LANGE WC』検証

2024-04-22

毎年好評のラングWCブーツ。
硬さのバリエーションもあり多くのスキーヤーに支持されているモデルですが、来シーズンはモデルチェンジします。

シェルの厚みや足の収まりなどを改善して、さらなるパフォーマンスアップにつながる設計となり、ラング独自の足首関節の使いやすさ(動かしやすさ)と細かい動きに反応してくれる剛性を強化しております。
 
足の収まりやフィット感の向上は、実際に足入れをして体感していただくとして、ここではシェル剛性の変化を見ていきたいと思います。

 
 


ブーツの底面側はビンディングのトゥピースとヒールピースに接する部分が厚く、ブーツのたわみをえられるところは通常の厚さです。
 
 
踵側から見ると


踵横側から全面に厚さを出していることがわかります。これが剛性が上がった部分となると予想できます。



 
 
内側は


見た目ではあまり変化がないように見えますが履くと違いがわかります。
 
 
厚さを測ると


微妙な差ですが2025のほうがやはり厚くなってます。
 


高さは2025のほうが0.63mm高く設定されております。
リフター取り付けなどはより注意が必要です。
 
 
 
まとめると
・シェルの横剛性は2025>2024
・踵高さ 2025>2024
・シェルの厚み2025>2024
といったところで
ポジショニングに大きな変化はなさそうですが、より瞬間的な動きに素早く反応するブーツになっているようです。
フレックスについては、従来通りの選択で良いか思います。
 
ぜひ! カスタムフェアで試し履きして、そのフィーリングをお確かめください!
 
 

この記事を書いたのは:


カンダコンペカン

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