こんにちは!
スキースタッフ長倉です!
今回はいつもと違ってブーツ加工の様子をご紹介します。
まずは問診から
こちらのお客様。
ご要望としては自身のスキースタイルの変化にともない
130程のフレックスが必要なくなったとのこと。
そしてターン時の剛性を落とすことなく
もう少し足首の動きを表現したい。
そこで長倉が選択した加工方法が
スキーブーツの「フレックスカット」
この方法には様々なやり方がありますが
今回チョイスしたのはアッパー(シェルの上部)の
足の入口部分のカット。
この部分をカットします。
切り込みのラインを入れて前傾圧を加えた際に
切り込みの前から前側に折れるような形を作ってあげます。
こうすることでブーツ表記のフレックスよりも
柔軟に動きを出すことができます。
そしてこのお客様のご要望にあった通り
「剛性」は落としたくない。
それに応えるべく「アッパーのみ」のフレックスカットで
加工を進めていきました。
そしてカットしていきます!
画像はカット後。
加工中は撮影が難しいので撮影できずでした。
アッパーを外して加工するのでカントの位置を
マークしてズレが無いようにします。
カットするラインを養生し、グラインダーで大きくカットします。
削り面が粗いのでサンドペーパーで滑らかにします。
手で触ったときにささくれでけがをしないようにしっかりと擦ります。
完成しました!
これで完成。
アッパーを外して加工しているのでカントに狂いが
出ていないかチェックをします。
あとは実際の滑走感覚で具合を見てもらいます。
まだブーツに柔軟性が足りないようであれば
ロアシェル(シェルの足首から下)にもカットを入れる方法があります。
スキーブーツのセッティングでお悩みの方
細かな調整や加工でも受け付けております。
スキー担当の長倉までご相談ください!
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