スパンティーク(7027m)遠征【札幌店】

2024-05-26

こんにちは!石井スポーツ札幌店の坂口です。
 
急なご報告になりますが、今年の5月末から6月末の約1か月の間、パキスタンの北部カラコラム地方にあるスパンティーク峰(Spantik)という山に行ってきます!
 

Spantik vom Süd-Ost-Grat 著作者:Mäddis
CC 表示-継承 3.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Spantik_S%C3%BCd-West-Grat.JPGによる

 
標高は7027mで、地元の人々からは美しい山容で朝日を浴びて輝く姿から『ゴールデン・ピーク』とも呼ばれています。
2009年にこの山の北面の壁にあるルートを登り切った日本人クライマーが、ピオレドール賞という登山界で最も名誉ある賞を受賞したことでも有名です。
僕らが登るルートは初登ルートで比較的容易な南東稜ルートです。
 
 
そもそもの話、なぜここに行くかと言うと、、、
来年の2025年に「K2」を登頂することを目標としているからです!!
 
 
ご存じの方も多いかと思いますが、
K2はパキスタンと中国の国境に聳えるエベレストに次ぐ
 
標高世界第2位の8611mの高峰です!!
 

K2 August 2006 著作者:Svy123
CC 表示 3.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:K2_2006b.jpgによる

 
K2は登山の拠点となるベースキャンプまでのアプローチが長く
 
(最後の村から約1週間歩く必要があります)、
 
また、天候などのコンディションも難しく、
 
登頂の難易度が高いこともあり、昔から多くの登山家を惹きつけてきました。
 
 
そんなK2という山ですが、きっかけは昨年の1月に突然やってきました。
 
所属する山岳会のベテランの方からK2に行かないか?という話を受けました。
 
その時僕は、そんなことが可能なのか?実力が全然足りていないんじゃないか?そもそもなぜ僕なのか?などなど色々な思いが頭に浮かんできて、もちろんすぐに返事はできませんでした。
 
ですが、色々文献やルートを調べているうちに、その美しくかつ荘厳な姿の山に登ることができたらどんなに素晴らしいだろうか。また、そこで僕は何を感じて何を思うのか、また8000mの環境はどのようなものか身を持って体験したいという思いがだんだんと強くなっていき、参加することを決断しました。
 
それからは目標にむけてルートの下調べや装備の選定などなど他の隊員の方たちとミーティングをしたり一緒にトレーニングを積んできました。
 
そしてK2のプレ遠征として今回スパンティーク峰(7027m)に今月末から行ってきます。
 
僕は高所登山の経験は全くありません。自分が高所に向いているのか、高所でしっかり行動ができるのもわかりません。
 
遠征の目的はそれらを確かめつつ高所の経験を積むことです。
 
今後、今回の遠征についてやK2のルートや装備などの内容をこのブログを通じてご紹介させて頂きたいと思っています。
 
このブログを読んで僕らの遠征に興味を持った方、聞いてみたい事などありましたら
お気軽にお声掛けください!
 
最後にこのような長期の遠征を実現させるには、周りの方々のご理解とご協力が何よりも大事で不可欠です。
札幌店のスタッフ皆さん、そして周りの方々への感謝を忘れずに、これから遠征に向けて全力で取り組みたいと思っております。
 

この記事を書いたのは:


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