山登り12ヶ月「2024年9月双六岳」【靴工場】

2025-02-08

石井スポーツ製靴工場 ますぶちです
 
私が実際に登った山での様子や発見を、得意のイラストでお届けするコーナー『山登り12カ月』
 

石井スポーツヨドバシ新宿西口店では、「山登り12ヶ月」を掲示しています!
 
ブログにてバックナンバーを公開していきます♪
 
今回お届けするのは、この夏テント泊で歩いた北アルプス双六岳の様子です。
 
 

双六岳
△2860m
2024.9/29-30
 
 

まだまだ日中は夏の名残で暑い9月の末
 
夜行バスに揺られ、新穂高ロープウェイにやってきました。
 

双六岳は三俣蓮華岳や鷲羽岳とセットで登る方や、そのまま雲の平へ縦走される方、西鎌尾根を通って槍ヶ岳方面へ向われる方も多く、小池新道はたくさんの登山者の方で賑わっていました。
 
 
双六岳までは1600m以上の標高差もあり、かなりの歩きごたえのあるルートです。
今回は一泊二日で双六岳をピストンします。
果たして重たい荷物を背負って長い道のりを歩けるのか…
 
 
歩き始めると、季節はまだまだ夏!
樹林帯は蒸し暑く、体力を消耗されていきます。
 
 
今回は1人だしのんびり登れば大丈夫〜と気楽に思ってましたが、
私は誰かが一緒じゃないとすぐバテてペースを落としてしまうタイプです。たくさんの人に追い越されながらのろのろダラダラ進みます。
心が折れて途中本気で下山しようかと思ったりしました…汗
(しかも風邪が治りかけで鼻が詰まって苦しかった)
 
 
途中、泣き言を言って、鏡平山荘のお姉さんが励ましてくれたりもしましたが、温かいラーメンに少し勇気をもらい、何とか双六小屋へ。広いテント場があります。へとへとでテント張るのも億劫。あー疲れた!
 

 
山荘からは、ガスの中一瞬だけ綺麗な鷲羽岳を拝むことができました。
昼間はあんなに暑かったのに、夜はやっぱり秋のアルプス。上下ダウンで防寒バッチリです。
 

 
次の日は小雨(霧?)の中、ヘッドランプをつけて山頂まで片道1時間くらいを往復です。
双六岳は「天空の滑走路」と言われる、台地状の開けた山頂付近から槍ヶ岳の壮大な姿が見られる事で有名なんですが、この日はガスってしまい真っ白。なんだか他の惑星に降り立ったみたい・・・
 
残念ながら天空の滑走路越しの槍ヶ岳はお預けでしたが、また来る楽しみが増えた事にします。

 

 

いつかここから先の、秘境・雲の平に行ってみたいのですが、次はもっとしっかりと歩けるよう体力を付けなければ・・・!と自分にまだ足りない課題も見えた山行でした。
 

下山する頃には空も晴れ、再び夏山に戻ってきました。わさび平でご褒美に飲んだチューハイがおいしかった…!!!
 

 
ここまでご覧いただきありがとうございました。
 
また次回の山行レポートもお楽しみに!
 
 

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