山登り12ヶ月「2024年12月妙義山」【靴工場】

2025-03-31

石井スポーツ製靴工場 ますぶちです
 
 
得意のイラストで、おすすめの山登った山やお役立ち情報をご紹介するコーナー『山登り12ヶ月』
 
石井スポーツヨドバシ新宿西口店では、「山登り12ヶ月」を掲示しています!
 
ブログにてバックナンバーを公開していきます♪
 
 

今回は《妙義山》の様子をお届けします!
 
 

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12月の山
 
今回ご紹介するのは…
 
《妙義山》/群馬県
 
△1104m(最高地点相馬岳)
表妙義・前半/相馬岳エリア
 
2024/12/17
 
 
 

表妙義にチャレンジしてきました。
 
妙義山は奇岩と絶壁が荒々しく連なる、日本三大奇勝のひとつ。
  
 
妙義山という名のピークはなく、白雲山や金洞山などのいくつもの峰々の総称をいいます。
 
初心〜中級者向けの石門巡りや中間道コースがありますが、今回は上級コースに同僚たちとチャレンジしてきました。
 
  

この上級コースは毎年事故も多く、おいそれとは近づけない破線ルート。
 
鎖場や岩場での歩行技術と体力を要する、経験を積んでからでないと登れないコースです。
ガイドさんをつけるか、経験豊富なメンバーと一緒に行きましょう。
また岩場でのロープ講習など受けてから登られることをおすすめします。
 
 

私もこの日の為に、ジムや岩場で懸垂下降の練習をしたり、ルートの情報を集めたりと、イメージを膨らませて、ドキドキしなが当日を迎えました。
 
 

高速から妙義山の大の字が見えたとき、顔が青ざめたのは私だけではなかったはず。
引き返したい…!!とんでもないところに来てしまった…!?
 
と、いいつつ
12月の寒さと日照時間、長時間の鎖場のアップダウンが不安なため、今回はコース前半の相馬岳まで。半分でもキツソウ…(‘;’)
 
 

装備をお互い確認して、妙義山前半戦スタートです。
 
 

妙義神社までの長い石段や大の字、奥の院までの急登ですでに息が切れてましたが、ここからが本番だそうです。
 

 
ま、まじかー…
 

でも普段クライミングをしているおかげか、登山道よりも鎖場の方が心に余裕があるとゆうか(油断は禁物ですが)高度感にもそんなに恐怖を感じず、楽しみながら奇岩の峰々を超えていくことができました。練習していて良かった…!
 
運良く天候もすこぶる良く、寒さもあまり感じません。
 
 

なによりも仲間がいてくれたから心強かった!
経験豊富な先輩スタッフのおかげで落ち着いて難所を超えられました。
 

 

よく晴れ、空が澄み渡り、金洞山エリアや裏妙義、遠くの浅間山などの素晴らしい景観に囲まれながら、この山に来れた喜びを噛み締めながら進みます。
 

 

やがて最高峰の相馬岳に到達!
最後だけ普通の登山道で、山頂は少し広いスペースがありました(←もっとゴツゴツした岩のてっぺんかと思っていた)
 

始終緊張の連続でしたが、ドキドキとワクワクが混ざり合って、とても気持のいい達成感に包まれました。
  

山頂から見える妙義山後半戦の金洞山エリアが目の前にそびえます
 

 
登山の難易度的にはあちらの方がきっと難しい…場合によっては鎖場でロープを出して懸垂下降をする場面も出てきます。
妙義山を全て縦走するとなると、かなりの体力と技術、そして集中力がいることでしょう。
 
今回は相馬岳から少し戻り、エスケープルートから中間道へ下山しました。
中間道も一般ルートとは言え最後まで気を抜けません。駐車場に戻って来れたときは心底ホッとしました。
 
 

来年の春、日が長くなるのを待って、妙義山後半戦・金洞山エリアにチャレンジするとみんなで誓い、それぞれ帰路に着きました
 
 
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ちなみに夜は、道の駅みょうぎの駐車場がイルミネーションで綺麗です。
 
クリスマスとお正月が入り混じったギラギラしたイルミに、一気に気が抜けて、下界に無事に戻って来れたことを感じられた冬の妙義でした(笑)
 
 

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ではまた次回の《山登り12ヶ月》でお会いしましょう♪
 
以上、ますぶちでした
 
 

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