残雪期のバックカントリーは軽装でOK?意外な落とし穴に注意!【ヨドバシ仙台店】

2025-04-08

こんにちは。
ヨドバシ仙台店スノーボードコーナー担当の工藤です。
 
4月になり、もうすぐ月山スキー場がオープンしますね。
まだまだスノーボードを楽しめる東北は最高です。
 
厳冬期に比べると、4月はもう降雪もなく、気温も暖かくなり、バックカントリーにエントリーしやすいと思われやすいですが、不用意に軽装で挑んでしまうとリスクに対応できず、大変な目に遭うことがあります。
 
安全に楽しむためにも、想定されるリスクに対応できる装備を持って、バックカントリーを楽しんでください。
 
まず、残雪期のリスクとしては、
 
・雪解けによる雪崩
・雪庇(せっぴ)の崩壊
・クレバス(雪面の割れ目)落下
・ストップスノーや雪崩跡の凹凸による転倒
 
などが上げられます。
 
天候が素晴らしく、ガンガン行けそうな日に思えたとしても、落とし穴となるアクシデントは不意を突いて襲ってくることがあります。
 
後続の仲間がクレバスに落ちたりすれば、振り返った時に斜面の凹凸、高低差で姿が見えなくなっていることも。
 

 
バックカントリーでの三種の神器、「ビーコン」「スコップ」「プローブ」は残雪期にも欠かせない装備です。
 

 
▶ビーコン
▶スコップ
▶プローブ
 
ビーコンは仲間の位置を探したり、スコップはクレバスから引き上げるロープの支点や屈曲点にしたり、負傷した足の添え木にプローブを使用したりと、装備があると無いとではリカバーの初動が大きく違います。
 
そして、意外な落とし穴が「日焼け」です。
 
快晴で素晴らしい天気の日ほど、山に残る雪は日光を反射し、散乱光が色んな角度から当たってきます。
 
上からも下からも紫外線を浴びるため、通常の約2倍の紫外線量となり、ダメージも大きくなります。
 
私もうっかり日焼け止めを忘れ、腕まくりしてたため帰った後にビリビリと肌が痛くなり、酷い目にあったことがあります。
 
サングラスはもちろんですが、シャツもロングスリーブ、ネックゲイターなど肌の露出を抑えられるレイヤリングはとても大事です。
 
▶サングラス
▶ロングスリーブ
▶ネックゲイター
 
軽装で身軽に行動したい春ですが、雪山であることをお忘れなく。
 
装備を削るときは必要性と軽量性のバランスを考えて軽量化し、事故なく春バックカントリーを楽しみましょう!
 
 
▼2025-2026スキーニューモデル早期予約販売会カスタムフェア開催します!

この記事を書いたのは:


ヨドバシ仙台店

住所 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-2-13 ヨドバシ仙台第2ビル1階
電話番号 022-355-7906
FAX番号 022-295-6214
営業時間 9:30~22:00
アクセス JR仙台駅東口より徒歩1分 
駐車場 ヨドバシカメラ マルチメディア仙台専用駐車場/基本料金 30分200円 サービス:1,000円以上お買い上げで1時間サービス/5,000円以上お買い上げで2時間サービス/5万円以上お買い上げで3時間サービス

※記事中の情報および価格等は掲載当時のもので、最新では異なる場合がございます。予めご了承ください。