爺ヶ岳東尾根に行ってきました【吉祥寺店】

2025-04-15

こんにちは!
石井スポーツ吉祥寺店 斉藤です。
 
3/26.27で爺ヶ岳東尾根に1泊2日で行ってきました。
 
登山本店から8名、吉祥寺店1名の9名です。
 
初級のバリエーションルート、難易度は低いなど書かれたりしてますが、天候、風の強さ、気温によって難易度は格段に上がるコースでした。
 
1日目
鹿島山荘の登山口から上がります。
いきなり急登の取り付き。
雪があるところは良いのですが、雪の無いところは足場が安定せず怖いです。
 

 
帰りの下りが心配になる程の急登です。
 
尾根上の雪道に出ると一安心、気温が高くシャツ1枚で丁度良いくらい。
 

 
踏み跡もしっかりあって歩きやすいです。
(登りはキツイですが)
 

 
標高1150mから始まり1977mのテント場でテントを張ります。
この先にもテント場があるとの事ですが、かなり登らなければならないのと、風が徐々に強くなってきたのもあり、ここでテント設営する事にしました。
 
雪壁を作り

 
テントを張る頃には爆風、飛ばされないように気を付けます。

 
設営した後もテントがひしゃげる程の爆風。

 
0:00頃目が覚めると風が止んでいる。
外に出てみるとキレイな夜景と

 
星空

 
しかし朝になると再び爆風。
撤収

 
テントを1張残しデポして山頂アタック。
アイゼン、ハーネスを付けて出発。

 
朝日がキレイです。

 
危険なところではリーダー達がロープを張ってくれます。

 
標高2411mくらいのところに標識がありここで休憩。

 
ここから山頂まで標高差250m
後もう少しなのにものすごい風です。
 
飛ばされないように風が弱くなった時を見計らい少しづつ進みます。

 
私が飛ばされないようにリーダー達が押さえてやり過ごしていく中、撤退の2文字が聞こえてきます。
 
体力のある人だけで行くか全員で撤退するか決断を迫られます。
 
ただ、全員山頂に行きたいと言う希望で一致。
 
リーダー達が気温が高く、凍傷や低体温症のリスクは無いのと時間に余裕があることから、アタックしても問題無いと判断。
 

 
亀のような歩みでしたが無事、山頂に行く事が出来ました!
 


 

帰りは雷鳥に出会えました。

 
この後の下山も急な下りがあったり、大きな穴があったりと気が抜けません。
 
慎重に進まなければならず時間がかかります。

 
ようやくテント場に着いて休憩と撤収。
山頂アタックは7時間くらいかかってしまいました。
 
想定の範囲内と言うことで一安心。
 
一生懸命作った雪壁を残し下山します。

 
登山口まで一気に駆け下りたいところですが、相変わらず道が悪い。
 
最後の最後
1番の核心じゃないかと思う
行きに通った取り付きの樹林帯。
 
雪と土のミックスに加えて木の根っこ、そして急坂の下り。

 
ここでも危なっかしい私は確保してもらいながら下ります。
 
ようやく登山口到着!

 
結果2日目は12時間行動でした。
達成感のが勝ったようで疲れているはずなのにみんな元気でした。
 
雪山は天候次第で難易度の低い山でも
牙を剥いてくるという事を勉強した山行でした。

この記事を書いたのは:


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