こんにちは、新宿西口店キャンプコーナーです。
夏山の縦走、皆様は楽しんでおられますでしょうか?
私は7月末に南アルプスの白峰三山を縦走してきました。
その様子を掻い摘んでお届けしようと思います。
北岳へのアクセスの拠点となる広河原へは甲府駅から朝四時過ぎに始発のバスが出ていますので、公共交通機関でのアクセスが容易です。
私は仕事終わりに甲府へ向かい、ビジネスホテルで夜を明かし、始発のバスに乗り込みました。
広河原に着くとトイレの列が出来ています、この後、白根御池小屋までお手洗いはありませんので済ませておきましょう。
1時間半ほど歩き、白根御池小屋に到着です!
ここで一度しっかり休憩を取り、水の補給もしておくと良いでしょう。
ここから急登が始まります。
疲れたら振り返ると鳳凰三山が見えます。
昨年はこちらを縦走しました。
1時間ほど歩けば稜線に出られます!
ようやく爽快な気分で歩けます。
楽しく稜線を歩くことさらに一時間、次の休憩スポットである肩の小屋に辿り着きました!ここでお昼ご飯にします。
カレーとコーラを頂きました。
しっかり休憩を取ったら、本日の目標である北岳山頂に向けて出発します。
昼に近づくにつれてガスっぽくなっていく中で更に1時間歩いて北岳に登頂です!少し高山病に近い症状がありましたが、何とか登頂できました。
ここから先は更に雲が上がってきて眺望はなくなりました。
そして更に1時間ほど歩いて北岳山荘に到着です!
最近はツェルト泊にはまっているので、今回もテント場の受付を済ませてツェルトを設営。
後はテント場で富士山でも眺めながらゆっくり...と考えていたのですが、15時を回ったころには夕立があり、そのまま雨が降ったり止んだりが夜中まで続いたので、静かに幕内で過ごしました。
今年の夏発売のISUKAの化繊シュラフの新作、アルファライトフードレスを試しました。お盆前なので夜中もそこまで気温が下がることは無く、限界温度8度のシュラフですが十分に寝ることが出来ました。
翌日は3時起床で4時出発、夜明けの富士山を拝みながら歩きます。
1時間半ほど歩き、日が昇るころに間ノ岳へ登頂しました。
今回の縦走で一度で日本第二位と第三位に登頂できるこのルートは、まさに日本一高い縦走路というわけです。
次に向かうは農鳥岳、まずは小屋まで下っていきます。
1時間半くらいで農鳥小屋へ到着です。まだ朝早いので今回は特に寄ることはありませんでした。
ここからは気合で登り返します。
1時間で西農鳥岳、更に1時間かかり農鳥岳へ登頂しました!
今回最後のピークです。
ここまで来たら後は下るだけです、奈良田方面へ向けて2800mも下ります。
2800mも下り…膝へのダメージを抑えるためにトレッキングポールがあった方が良いでしょう。
大門沢小屋を目指し下っていくと沢に出ます。
ここからは沢沿いを下っていくルートを2時間半かけて歩いていきます。
沢に差し掛かったらタオルを濡らして一休み、また歩き出します。
ここで写真はおしまいです。奈良田のバスの時間が不安になり、大門沢小屋は通り過ぎ速足で下山しました。
奈良田から広河原までのバスは15:30が最終便なので、余裕を持って行動しましょう。
距離27キロ、登り2800m、下りは3500m、一泊二日で行くにはハードですが、余裕を持って2泊の行程を取れると、楽しく歩ける縦走路です。
ぜひ皆さんも南アルプス、日本一の縦走路を楽しんで下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。