こんにちは、石井スポーツ松本高橋です。
今回は北岳バットレス後編、登攀のご紹介です。
朝の3時に白根御池小屋を出発。
前日に偵察したルートをゼェハァいいながら登っていきました。
東の空が白んできたころ取り付きポイントに到着し、夜明けと同時に登攀開始。
Bガリー大滝からロープを出しました。
2ピッチ目は60mロープほぼいっぱいくらいと少し長い印象でしたが、持ちやすい岩が多く登りやすかったです。
最初の2ピッチは順調でしたが、ヒドゥンスラブの手前でルートファインディングをミスして2時間ロスしてしまいました。
第4尾根には9時頃にとりつきました。
ヒドゥンスラブを登った後の次のピッチ。最初、クラックにフットジャムを効かせて登る場面がありました。
岩に足を突っ込んでなんとかよじ登って行く感じが個人的にはこのルートで1番面白かったです。
その後、ピラミッドフェースの頭の横をぬけて第二のコル。(ピラミッドフェースからもいつか登ってみたい)
マッチ箱と呼ばれるトポのグレード的には第4尾根のなかで1番グレードが高いポイントになります。乗り込むまでがちょっと大変という感じでした。
その後、いったん懸垂で下り最後の城塞ハング。個人的にはマッチ箱よりこっちの方が難易度が高いような印象でした。
お助け紐がありました。
城塞ハングを超えて50mほど上がったテラスで休憩。そこから20分程度歩いて13:40分頃北岳山頂に到着しました。
帰りのバスがあるので急いで下山。
なんとか最終便の16:40分のバスに間に合いました。
岩は非常に安定していました。ボルトも丁度よい感覚で打たれておりカムはそこまで使わなかったです。その中で0.5~1番辺りを使うことが多かったです。
今回もInsta360の360°撮影できるアクションカム、X4を使って撮影しております。
360°撮影できるので登攀の様子をわかりやすく切り出すことができます。
9/20には松本店にてInsta360のメーカー様をお呼びして、ワークショップを開催予定です。
詳しくはこちらからご確認下さい。
Insta360 X5 Work Shop 開催します【松本店】