こんにちは、新宿西口店シューズコーナーです。
今回は、日本の知られざる秘境をひとつご紹介します!
その場所は、長野県佐久市にあるポイントで、その名も
「日本で海岸線から一番遠い地点」!!
ここは長野県の県道93号沿い、雨川ダムの東のポイントです。
この先車で入ることはできないので、徒歩でゲートを通り抜けます。
その場所には特に名前はついておらず、看板にも「海から一番遠い地点」と表記されています。
あまりメジャーなポイントではないですが、その場所は、言ってしまえば最果ての地と言っても差し支えありません。深い森林の奥にあるロマンが、一部の人間を惹きつけています。
なお、ハイヒールやサンダルなどの靴では苦労するような山道です。ハイキングシューズを履いていくことをお勧めします。
登山道に眺望はなく、ゆるやかな道がずっと続きます。
最後だけ少し急になりますが、距離はそこまで長くありません。それよりも、道迷いには要注意です。
一定区間で看板が設置されていますが、暗い時間や霧の中では見逃してしまうことがある上に、人があまり通るルートではないので、人が通った跡も明確ではありません。
行動を開始してから40分で、「日本で海岸線から一番遠い地点」に辿り着きました。
周囲は深い森に囲まれていて、眺望はありません。独特の静けさが山を支配しており、幽邃な雰囲気を醸し出しています。
東経138度34分49秒、北緯36度10分36秒で、標高は1200メートルの地点です。
海岸線までの距離は、114,855メートルとなっており、新潟県の上越市・糸魚川市・静岡県の富士市・神奈川県の小田原市の中心に、このポイントがあります。
なお、日本で最も海岸線から遠い地点から20分ほど歩くと、この一帯のピークである榊山という山があります。
標高は1,257メートルで、三角点があります。
山頂には、このような年季の入った看板が設置されております。
目立つような目印ではないので、霧などで天候が悪い場合は見逃してしまう場合があります。道迷いも起きやすいので、登山アプリのほかに周辺の地形図があると安心です。
榊山山頂からの眺望はほとんどありません。このように、木々が周囲を覆っており、その隙間からわずかに展望があるだけです。
榊山を後にして、40分ほどで入山したゲートの場所まで戻ってきました。
今回、誰ともすれ違うことなく行動を終えました。そして、道中トレースやマーキングの数も非常に少なく、道迷いが発生しやすい環境となっています。
前述しましたが、登山アプリの活用はもちろん、紙の地図を携帯して道迷いの対策を行う必要性が高いです。
そして、ある程度剛性があり、ソールがしっかりしたハイキングシューズを履いていくことをお勧めします。
石井スポーツ新宿西口店では、街歩きからアウトドアで使えるウェアや、ハイキングに役立つシューズ、地図やコンパスなどの小物を含め、アウトドアで使えるアイテムを数多く取り揃えております。
登山について気になることや、ご相談などがございましたら、ぜひ石井スポーツ新宿西口店へお越しください!
ご来店、お待ちしております!