9/30~10/3で、かねてから憧れていた「北アルプスの秘境」、雲の平へ。
雄大な稜線の向こうに広がるその静寂の楽園を目指して、3泊4日の山旅に出かけました。
【1日目】新穂高温泉から双六小屋へ

登山のスタートは新穂高温泉。まだ夜が明けきらないうちに登山口を出発し、澄んだ空気の中を黙々と歩き続けました。
高度を上げるにつれて景色がどんどん開け、遠くの稜線に期待が膨らみます。

この日の宿泊地は双六小屋キャンプ場。

テントを張り、湯を沸かして食事を済ませると、気温はぐっと下がってテント内はおよそ5℃。
夜は雲が広がって星は見えませんでしたが、静かな山の空気の中でゆっくりと体を休めました。
【2日目】天気が崩れる予報の中、雲の平へ
朝から空模様は少し怪しく、午後には崩れる予報。

それでもせっかくここまで来たのだからと、双六岳から三俣蓮華岳を経由して、雲の平を目指しました。
雲の平山荘が見えてきたとき、その光景に息をのみました。

広大な台地の上に、ぽつんと一軒だけ佇む山小屋。
まるで雲の上の世界に迷い込んだような、幻想的な風景です。

この日の宿は雲の平山荘。山奥とは思えないほど快適で、
名物のハンバーガーは噂どおりの絶品!

温かい食事で体が芯からあたたまり、疲れもすっと溶けていきました。
【3日目】祖父岳を経て再び双六小屋へ
朝は澄み切った空のもと出発。

祖父岳山頂で柔軟力を披露するO氏

今度はあちらの尾根も歩いてみたいと思っているジロー

祖父岳(じいだけ)を越え、鷲羽岳の頂からはこれまで歩いてきた稜線が一望できました。

他の登山者のお友達と記念撮影
この上ない達成感とともに、再び双六小屋キャンプ場へ戻ります。

紅葉も見ごろを迎えていると思います。


テント内の気温は初日とあまり変わらず5℃前後。
しかし、初日の朝に濡れてしまったテントが乾ききらず、
寝袋もしっとりとしていて、体感的には初日よりもずっと寒く感じました。
山の夜の冷え込みは、やはり油断できませんね。
【4日目】下山、そして余韻
最終日は名残惜しさを感じながら、新穂高へ下山。
朝暗いうちから出発し、明るくなるにつれて初日は曇っていて見られなかった最高の景色を見ることが出来ました。

長い道のりを歩きながら、3日間で見た山々の稜線や雲の流れを思い返しました。
雲の平で過ごした静かな時間が、まるで夢のように感じられます。
今回の山旅は、天候や寒さなど厳しい瞬間もありましたが、
その分だけ、雲の平で見た光景と静けさは心に深く残りました。
北アルプスの奥深く、まさに「秘境」と呼ぶにふさわしい場所です。
あの静寂と広がりを胸に、次の山へと歩き出したくなる旅でした。



