白出沢ルートで穂高へ その1【登山本店】

2025-10-28

登山本店の冨田です。

 

先日、新穂高から右股ルート、白出沢(しらだしざわ)から穂高へ行ってきました。

(破線ルートですので、一部不明瞭なコースです)

 

ながーいブログになるので、お付き合いください。(本当に長いです)
 


 
※新穂高バスターミナルの案内版より転用

 

赤いラインが今回のルート、コースタイム9時間の予定です。

夜中の1時すぎに新穂高の駐車場をスタート。

しばらく林道を歩きます。
 


 
途中に林道工事会社が設けてくれた休憩場所がありました。

暗闇を歩いていたので、ちょっと一休み。

 


 
またてくてく歩き、穂高平小屋に到着。

こちらにはトイレもありました。(写真撮り忘れました)
 
こちらでも一休みさせてもらい、また歩きます。

 


 
ようやく白出沢の分岐かとおもいきや、

途中の柳沢でした・・・
 
気を取り直して、先に進みます。

 


 
きた!

「白出沢」の文字!

 

少し先に広場があったので、ここでサクッと食べて樹林帯に入ります。

 

くらいよ~、こわいよ~、と思っていたら、

ようやく朝日が昇ってきました。

明るいって安心しますね。
 

 

遠くに槍ヶ岳が見えます。

 

先を急ぎます。

 


 
明るくなってきて、岩の感じがわかりやすい。

 


 
これは!

重太郎橋!

これを下に降りるには・・・

 


 
はしごをかけてくれていますが、固定されていません。

恐る恐る足をおろして・・・

 


 
はしご、重太郎橋をクリア。

先のルートは・・・
 

 
壁に沿って道が続いています。

少し歩いていくと、
 

 

お、おお・・・

なんてルート・・・
 

 

「日本山岳遺産基金×ヴィブラムジャパン 登山道整備プロジェクトの助成を受け整備されました」

 

ありがたい・・・

でも怖そう・・・

気合を入れて登ります。
 

 
よし、クリア!

 

その先は・・・

 


 
鎖が続いています。

 

ここを乗り越えたら、また樹林帯に突入。

 


 
少し歩くと「荷継小屋跡」があります。
 

 
人工的な岩の組み立てがわかりますね。
 

 

 

すぐ近くには「荷継沢」の道標があり、こちらで大休憩をとりました。

上はガスっているけど、そのうち晴れると願って先に進みます。

 


 
笠ヶ岳の先には乗鞍岳も見えました。
 

 
さて、ここからガレ場の登り。

穂高岳山荘がまだ見えず・・・
 

 
ガスってるなぁ。
 
でも晴れる!

信じてる!

 


 
名物

「スベル アビナイヨ」
 
不思議と元気が出ました(笑)

コルに山荘が見えるはず・・・
 

 

ここを歩いてきて、この先は・・・

近そうで遠い。

 

でも半分以上きてる!
 

 
晴れてきた!

 

到着!!

やっと着いた・・・
 

 
穂高岳山荘では、先にテントを張ってから受付の流れのようです。
 


 
ここをキャンプ地とする!!

 


 
遠くまで見えます。

頑張ってきた甲斐があります。
 

 

夕焼けもきれい。

月も。
 
明日に備えて寝ます。
 
夜中は風がとても強く、テントがバタバタと煽られていました。

続きは、白出沢ルートで穂高へ その2へ!

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