こんにちは!
アートスポーツヨドバシ仙台店テニスコーナー担当の山田です。
今回はストリングの素材とテンション維持の関係性についてお話ししていこうと思います。

ストリング(ガット)素材は主に3種類あります。
単一繊維で硬く切れにくい「ポリエステル」
ストリングとして最も多く使われている「ナイロン」
牛の腸を原材料としている「ナチュラル」
写真のストリングは左の「LYNX」がポリエステル
右の「VELOCITY MLT」がナイロンとなっています。
素材が変わればテンションを維持する力も変わってきます。では、最もテンションが維持しやすい素材は何だと思いますか。
結論から言えば、最もテンションを維持してくれくる素材は「ナチュラル」です。使用頻度によっても変わりますが、張ってから1度も使わずに放置した状態で「ナチュラル」であれば約6ヶ月、「ナイロン」であれば約3ヶ月、「ポリエステル」であれば約1ヶ月、テンションを維持してくれると言われています。
(使用頻度が高いほどテンションが維持される期間は短くなります。)
何故、素材によってテンション維持が変わるのかと言うと素材の硬さが関係しています。ストリング(ガット)が最も緩みやすい箇所は結び目です。
結び目を作るときに柔らかい素材であれば、ストリング(ガット)同士が噛み合い易いので緩みにくくなります。
硬い素材だと、ストリング同士が噛み合いにくいです。
以上のことから最も柔らかい素材である「ナチュラル」が最もテンションを維持しやすく、最も硬い素材である「ポリエステル」が最もテンションを維持しにくいです。
ここまでの内容を読むとナチュラル製のガットが最も優れているを感じるかと思いますが、もちろん弱点もあります。
それは湿気です。
湿気に弱いと言うことはつまり、雨などでガットが濡れてしまうとガット自体が解けしまうので管理の仕方には注意が必要になってきます。
また、最もテンション維持する力が低いポリエステル製のストリングには切れにくいと言うメリットがあります。つまり、ストリング(ガット)の素材に良し悪しはなく自分あった素材を上手に付き合っていくことが重要になってきます。
石井スポーツヨドバシ仙台店では、ナイロン製のストリングとポリエステル製のストリングを多数ご用意しております。ご来店お待ちしております。

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