石井スポーツヨドバシ新宿西口店スキーコーナー関口です
都内の寒さもすっかり緩み、花粉と格闘する時期になってきましたね。
スキー場も標高の低いゲレンデは雪解けが進んでしまい残念なコンデションの箇所も多いと聞きます😔
山も例外なく積雪が少なくバックカントリースキーを楽しめる場所選びに難儀しますね。
とはいえ、まだまだスキーシーズンのはず
ということで2月の中旬に谷川岳で山スキーを楽しんできました。

一般的には冬の谷川岳へは谷川岳ヨッホ(旧天神平スキー場)からロープウェイを使ってアクセスします。
現在のシステムだと滑走器具を持たない登山者であれば往復券を買えばアプローチとして活用できますが、滑走器具をもつスキーヤーだと往復券を購入することは出来ずスキー場一日券(予約制の期間有)を購入する必要があります。
つまり登りだけロープウェイを使い、下りは滑走して戻ってくるとなるとロープウェイ料金として一日券1万円前後(時期により料金変動)が必要になります...
まぁ、早い時間に山頂までアプローチできるのと体力温存を考えれば多大なメリットがありますね!
が、しかし
今回は敢えてロープウェイを使わずに、己の足と体力で日本三大急登のひとつである西黒尾根を登って谷川岳へ登ることにしました!(決してケチった訳ではありません)

前々日に降雪があり西黒尾根取り付きから重い雪のラッセルから始まります
板にシールを付けて出発しましたが傾斜がキツく大きくジグを切らないと登れないため、早々に板を背負うことにしました。気合いのシートラです。

尾根に上がると比較的雪が締まっておりツボ足でも快適に歩けました。
気温が高いのと日差しもあるため汗が吹き出します。

600m殆ど登ると森林限界を超えるので12本爪アイゼンを履きました、万が一滑落したら大変な稜線になってきます。ここでストックからピッケルへ持ち替えます。

幸い風がほとんど無いので煽られることもなく快適に登っていきます。
日差しは半端ないのでジリジリと顔面は焦げてゆきます、サングラスは大事ですね

尾根の先を見ると谷川岳直下、マチガ沢の岩稜が見渡せます、有名な一ノ倉谷は更に奥にあります。
マチガ沢の傾斜がキツイ斜面では雪崩が発生していたので昇温に注意が必要。
いやぁ、それにしても3月下旬かのような暖かさです。
ザンゲ岩のあたりからより傾斜がキツくなります。しっかりとアイゼンの前爪を蹴りこみ、ピッケルのシャフトを雪面に差し込みます。

ふと後ろを振り向くと真っ白な白毛門から続く馬蹄形が見渡せます。

何か所か雪庇が割れてクラックが開いてる箇所があります、深いところだと大人一人の背丈以上の深さも。落ちたら大変なので細心の注意を払って避けます。

稜線に出るとトマの耳山頂がもう目の前に
ここまで来るとロープウェイからの登山者が登る天神尾根ルートと被るので一気に人が増えますね。

登頂の余韻もつかの間、道具を滑走モードに切り替えます。

最初は山頂から天狗の溜まり場付近まで続く緩いカール地形の斜面を滑ります、下から見ると綺麗なゲレンデに見えますね。

若干モナカ雪ですが前々日の降雪のおかげでメローな滑りも楽しめました。

完全な尾根の上はガリガリ固く締まった雪で少し緊張します。
熊穴沢避難小屋からは天神尾根を外れて熊穴沢にドロップ

北面の斜面にはパウダーがしっかりと残っており楽しく滑走できました。

程なくするとスキー場の田尻沢コースに合流し林間コースを滑れば下山完了です。
ちょっとした登攀要素ありな雪山登山と山スキーを融合させた素晴らしい山行となりました。リフトアクセスも楽で良いのですが、しっかりと麓から山頂まで登って滑る山岳スキーもまた格別ですね。
どんどん雪が減っているので中々山スキーに行くのも難しくなる時期ので、来シーズンに向けてギアの新調はいかがでしょうか
今週末(3/7、8)には野沢温泉スキー場にて山スキー向けの板が沢山試せる野沢温泉スキー試乗会が開催されます、3/6(金)まではお得な事前申込もありますので是非いらしてください。
また3月末には菅平スキー場でもスキー試乗会を行いますのでそちらも是非!





