光岳に行ってきました【登山本店】

2026-10-03

先日、南アルプスの光岳(てかりだけ)に行ってきました。

南アルプスの最南端で、ハイマツの植生の南限と言われています。

 

 

メインルートは、駐車場のある芝沢ゲートから易老渡の林道を抜け、易老岳を経て光岳。
コースタイムで登り9時間40分(山と高原地図参照)。山頂手前の光岳小屋までは9時間20分。
以前は易老渡まで車が入れたようですが、崩落が進み芝沢ゲート〜易老渡は徒歩でのアプローチで約1時間30分。

 

 

易老渡から易老岳への尾根筋に入ります。
ちなみに易老渡の標高は880m、易老岳は2354m。途中の面平(めんだいら、標高1460m)まではわりと急登続き。
面平はレンタルテントキャンプ場があり、予約制で使えるようです。(写真撮り忘れました…)

 


 

歩き進めると馬の背ポイントで聖岳が!

 

 

スタート時点は雨でしたが、途中から薄曇りになり、馬の背で晴れました!
前日に登った方が降りてきて、前日は雨でずぶ濡れになり体がなかなか暖まらなかったそう…
すれ違う方と話すと情報交換にもなりますが、会話をすることで元気になりますね。

 


 

易老岳を過ぎ、三吉ガレ(みよしがれ)では名前の通りガレた(崩れ)場所越しに景色が見られます。

 


 

静高平(しずこうだいら)に着くと、南アルプスの天然水がたくさん流れています!
ここは涸れることもあるのでご注意ください。
今回は前日の雨もあり、水量はたっぷりでした。疲れた体にキンキンの水は最高です。

 

静高平からセンジヶ原を過ぎると小屋まではもうすぐ。
少しガスって小屋があまり見えませんでしたが、近づくに連れて姿がハッキリと!
逆に神々しく見えました(笑)

 




 

小屋に着いて受付をし、テントを張ります。

 

 

「今日のテント泊のご予約はお一人なので、好きなところに張っていいですよ」と言われ、ど真ん中に張らせていただきました(笑)。

 

 

少し落ち着いてから、2591mの光岳山頂へ。
小屋からは20分ほど。
「光岳」の標識は大小合わせて4つ。それぞれ字体も大きさも違っています。

 





 

山頂はあまり眺望がありませんが、少し歩くと光石(てかりいし)が見られる開けた場所に出られます。

 

 

山頂から約10分下ると光石。

 

 

ここからの展望は圧巻です!
雲海が広がっていたこともありますが、展望の良さと達成感が重なり、感動します。
夕方前くらいに行ったので、独占でした。

 

小屋に戻ると、小屋番さんが「今シーズン一番の景色」と言うほど、下は雲海が広がり、近くの聖岳、御嶽山、遠くは槍ヶ岳まで見えました。
聖岳は夕日に照らされて、山の起伏がハッキリと見えてかっこよかったです。

 

 

小屋番のみなさんはとても気さくで、笑顔が素敵な方たちでした。

 

 

ちなみに、光岳小屋の管理人の方は『私、山小屋はじめます』の著者・小宮山さん。
光岳小屋に行った方も、これから行く方も、小屋番さんの苦楽を是非読んでみてくださいね。

 

 

夜は街明かりと星空を堪能して就寝。
翌日は0℃近くまで冷えましたが快晴で、朝日と富士山のコラボで気分が高まります。

 


 

もう一泊したい気持ちを抑えて下山開始。
下りは小屋から芝沢ゲートまでコースタイム7時間25分。

 

まずはイザルヶ岳へ。

 

 

360°の展望で、2日続けて槍ヶ岳まで見えました。
ここでずーっと景色を見ていたい気持ちになります。
分岐から10分くらい登って最高の景色。
ですが、風が出てきたので戻ります。

 

面平を過ぎて易老渡直前はわりと急なので、前ももやふくらはぎのストレッチをしながら下りることをおすすめします。

 





 

光岳は百名山の一つ。
アクセスを考えると行きにくい山の一つではありますが、絶景と小屋番さんの笑顔を見に行ってみてはいかがでしょうか。
(2026年の営業は9月30日で終了)

この記事を書いたのは:


登山本店

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