名古屋店朝日です。
久々にブログに登場してみました!
別に山に行ってなかったわけではないですよ。
一か月に6回も御在所に行ってふつうに登ったり、岩でボルダリングしたり、
2日間かけて先輩スタッフ清田と蓼科山と唐松岳の2座登頂をめざして雪山ツアーに行ってみたりと、あちらこちらと遊び呆けておりました。
で、5月に入り1日、2日と燕岳に初めての雪山ひとりテント泊をしてきました!
夜中に車を飛ばして安全運転で中房温泉の駐車場に到着後装備を整えて9時前に出発。
第一ベンチあたりからちらほら雪が登山道を覆うようになりましたが、アイゼンを着けるほどでもなくそのまま突き進み、
合戦小屋まで順調に上がってきました。ここで12本爪アイゼンを装着。雪はグサグサでした。
それにしても、さすが北アルプスの3大急登だけあります。
テントを上げようとした自分の決心を若干恨みました。。。
そうこうしているうちに燕山荘が見えてきた!と思ったら、なんと急激に天気が変わっていきます。
あっという間に真っ白。雪も風も強くなってきました。
↓このトレースの先に見えるはずの山荘もすっかり見えなくなってしまいました。
山荘の方々のご尽力で道ははっきりとしてましたので、不安感はありませんでしたが、春とはいえまだここは雪山。
さっきまでどこまでも見通せて、汗をかくほどの気温だったことを思うと、この変化は恐ろしいものだなと思いました。
こんな天気の中、必死でテント場を整地し、初めての雪山でテントを張る!という今回最大の課題を無事にクリア しました。
夜半までずーっと風がテントを揺らしていましたが、わたしの作ったへなちょこなクロスペグたちが頑張ってくれたおかげ?でテントは飛ばされずにすんだようです。
そして風が雲を吹き飛ばしてくれたおかげで、この快晴!
最高ですね!日ごろの行いが・・・なんて思ってみたりして調子にも乗ります。
朝食を食べ、初日に行かなかった燕岳山頂へ。
現地で有名なイルカを探してみてもよくわからなかったんですが、
先輩スタッフによるとこの写真の左のがイルカだそうです。
うまいこと写真におさまってくれていてよかった。
いやー、どこを見渡してもすばらしい!
どれだけ見ていても飽きません。
昨晩19時ごろは-2℃くらいだったようですが、それでも立派な尻尾ができてました。
なにもいうことはありませんね。
ほかの登山者の方に、山頂にてかっこいい写真を撮っていただきました。
中央の緑の丸っこいのが我が家、ニーモのタニ2pです。
天井こんなに高かったっけ?と思うほど、ひろびろ空間です。テントって楽しい!
で、撤収後の跡地です。今夜は別の方がテントを張っていることでしょうね。
この日から天気のいい日がしばらく続くようで、たくさんの登山者が上がってきてました。
なのに、、、わたしはもう帰らなければ。。。え?帰らなければいけないの??
帰りは山荘からアイゼンを着けて下りました。
春というより初夏のような日差しの中、名残惜しい気持ちで帰路を行くのでした。
この時期、残雪期の山を楽しまれる方もたくさん見えると思いますが、
雪山の意識をしっかり持って装備、天気の確認を怠らず、楽しい登山をお楽しみください。
わたしも今回の山行で勉強になりました。
さてさて、次はどこに行こうかな!!
と、暇さえあれば地図を眺めて妄想している、名古屋店朝日でした。