お待たせいたしました!
今期大注目の”あの登山靴”が、大宮店にも入荷です!
TECNICA(テクニカ)
[FORGE GTX(フォージ ゴアテックス)]
¥35,900
・男性 / 女性サイズ有り。
・重量:595g(男性サイズUK8)/520g(女性サイズUK5)
・アッパー素材:ヌバックレザー
在庫カラーの[Asphalt-Blue]カラーは男性・女性用ともにデザインは同じです。
※ちなみに、アッパーにシンセティック(合成皮革)を用いた[FORGE S GTX]¥29,900という商品もあります。
コチラの取り扱いに関しましては、各店舗へお問い合わせ下さい(大宮店ではお取り寄せでの対応になります。)
イタリアの伝統あるアウトドアブランド「テクニカ」の、新機軸を打ち出した登山靴がこの[フォージGTX]です。
テクニカのHPには、フォージGTXのテクノロジーの紹介やイメージビデオが用意されています。
中々にスタイリッシュないいつくりなので、是非ご覧になってみてください。
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「メーカーのHP見てください!オワリ!」だけでは、このブログの意味がないので、
どの辺が新機軸なのか、一つ一つ見ていきましょう。
まずはテクニカの従来の登山靴から、一新されたデザイン。
アウトドアスタイルだけでなく、ジーンズ+ジャケットなどのライフスタイルにもマッチしたデザインです。
街中や駅で履いていても、違和感ないデザインですね。
靴ひもは、高強度・耐摩耗性に優れる[ケブラー]を採用。
更にD環にも同じくケブラーを使うことにより、高いフィット感とひもの緩みにくさを両立しています。
金属を使っていないので、スッキリしたデザインになっていますね。
ソールは[ビブラム・メガグリップソール]で、濡れた路面に対しても強力なグリップ力を発揮します。
他の登山靴でも使われていますが、高い評価を得ているソールです。
ソール自体はそこまで固くないのでトレッキングや日帰り登山が丁度いい感じです。
つま先側のアウトソールの裏側には、石や岩からの突き上げなどの衝撃を軽減する素材が入っています。
そして、
フォージGTXの最大の注目ポイントが
『アッパーとインソールが、熱成型できる』
という点です!
普通、靴を選ぶ際に何足か試し履きをすると思います。その中からベストだと思った靴をチョイスする訳ですが、
「あともう少しカカト周りがフィットしていれば、文句なしなんだけどなぁ・・・・・」とか
「左足の外くるぶしだけ、ちょっと違和感あるかなぁ・・・・・・」とか、実際に履いてて思ったこと、ありませんか?
このフォージGTXは、熱成型により、一人ひとりの足に『合わせにいく』というコンセプトを持っています!
テクニカは、元々スキーブーツで熱成型のノウハウを持っていたため、このような登山靴が開発できた訳ですね。
上の写真のアッパー部には「C・A・S(CUSTOM ADAPTIVE SHAPE)」が印字されていますが、
この「C・A・S」は、フォージGTXが熱成型できる証です。
今後テクニカは、このC・A・Sの文字を入れた商品を増やしていく予定で、期待できますね。
フォージGTXは、熱成型をより効果的なものとするために、他の登山靴とは一線を画す進化を遂げています。
この、タングの[オーバーラップデザイン]がその最たる例でしょう。
靴内側(土踏まず側)から外側にかけて巻き込むように設計されているのは、靴内側の熱成型範囲を広げるための工夫です。
また、熱成型後のタングの当たりやズレを軽減する効果もあるようです。
ちなみにフォージGTXのラスト(木型)は、くるぶしにもしっかり形がある新型ラストを採用しています。
熱成型前の状態でもある程度フィット感があり、熱成型をすることで更にフィット感を良くできるのが、この靴の凄いところ。
↓こちらはフォージGTXの熱成型可能なインソールです。(見づらいですが、カカト部にC・A・Sと書かれてます)
通常の登山靴に入っているインソールよりも、土踏まず部(内側アーチ部)の形が立体的で、結構しっかりしたつくりです。
気になる熱成型の方法なのですが、↓このような熱成型キットを取り扱い店舗では用意してあります。
ちなみに、取っ手とタイヤが付いているのでコロコロ移動できます。
便利~。
上部ハッチを開けると↓こんな感じで色々なアイテムが収納されています。
ちなみに、両翼のポケットに入っているのは、インソール成型用の専用ソックスです。
靴のサイズごとに用意されているので 結構な数が入っていますが、実際には一組しか使いません。
熱成型では、登山靴本体とインソールを別々に温めて成型していきます。
①インソールを温める→②インソール成型(登山靴も温めておく)→③成型インソールを登山靴に入れて登山靴を成型
と、ザックリ書くとこんな感じの手順となります。登山靴熱成型完了までの所要時間は約20分です。
※↑こちらの写真は内容物を分かりやすく写すためのイメージ写真です。実際の工程とは多少異なる場合があります。
↓熱成型キット内部には、ヒーターのコントロールボックスや、
成型時に必要な空気を送り込むエアーコンプレッサーが設置されています。
シンプルにまとめられていています。
↓コチラはインソールを温める[インソールレジスター]です。
こちらで8分、インソールを温めます。
ちなみに、レジスターは85℃程度まで温度が上昇します。決して触れないようお願いいたします。
↓そしてコチラが[アッパーレジスター]を装着した状態の登山靴です。
外側と内側で、登山靴を挟み込むようにして温めていきます。登山靴も8分温めです。
この写真を見て、
「アレ?つま先部にはレジスター巻かないの?」って、勘の鋭い方ならお気づきかもしれません。
「熱成型」と聞くと、スキーブーツのように、シェル全体をオーブンで温めるようなイメージを持たれる方も多いと思います。
ここで誤解のないように申し上げますと、
フォージGTXで熱成型可能なのは、かかと・くるぶし周り及び、土踏まず内側アーチ部付近です。
つまり、つま先部は熱成型には対応していません。
靴可動部の耐久性の観点から、フォージGTXではつま先には熱成型素材を入れないことにしたようです。
なので、フォージGTXを購入希望(熱成型希望)の方は通常の登山靴選びと同様に、
熱成型前の状態で一度試し履きを行い、つま先部の当たりを含む全体のフィット感をまずは確認して下さい。
もちろん熱成型前の状態が気に入っていただけたのなら、そのままお売りすることも可能です。
温めて柔らかくしたインソールや登山靴は、
装着した後に空気を送った↓[エアーサック]内で、空気圧により足に密着させていきます。
私も研修で体験しましたが、結構パンパンに膨らみます。
空気圧は作業中にも調整可能なので、その点はご安心ください。
トータル20分で、更なるフィット感を得られる新機軸の登山靴[フォージGTX]
今後要注目の登山靴です。
ザックリした紹介になってしまい申し訳ありませんが、細かいところまではとてもブログでは書き切れませんので、
興味のある方は是非、お問い合わせいただくか、石井スポーツ大宮店にご来店ください!
※テクノロジー紹介・イメージビデオ・取扱店舗一覧につきましては、
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大宮店 會田