大宮店 会田です。
今年もいよいよ7月1日の吉田ルートの山開きを皮切りに、富士登山のシーズンがスタートします。(オフィシャルサイトだと他の3ルートは7月10日山開きだそうです。)
「今年こそは富士山に登頂するぞ!」と意気込んでいるそこのアナタ、
準備はお済でしょうか?
「直前になって揃えればいいでしょ」
ダメです。
余裕を持ってキッチリ準備しましょう!
何事も余裕を持つことが大事です!
特に登山靴は〔履き慣らし〕をしとかないと”本チャン”で思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。
意気込んで登り始めたのはいいけど、トラブル発生⇒途中でリタイア(下山)なんて嫌ですよね。なので今から準備を始めましょう!
という訳で、今回は富士山における登山靴についてです。
まずはこちらの写真をご覧ください。
これは実際に富士山(御殿場ルート)を登っているところです。
ルートによりますが、富士山の登山道の多くは、写真の様に砂・砂利・小石等がゴロゴロしているザレ場な感じになってます。特に下り道では顕著です。
下の写真は御殿場ルートの下りで有名な【大砂走り】での一枚です。
足跡なんかちょっとしたクレーターっぽくなってますが、実際に場所によっては足首付近まで埋まりそうになるところもあったりします。傾斜もそれなりにあります。
こういう所をスニーカーや運動靴、ロード用のランニングシューズ等のローカットシューズで歩いたらどうでしょうか?
×靴の中に簡単に砂・砂利が入ってしまう。
×防水性が不十分だと天候の急変に対応できず足を濡らしてしまう。
×靴底が薄くて柔らかいものが多いので、足に衝撃が伝わりやすく疲れてしまう。
×足元が不安定なので滑りやすく、転倒や捻挫のリスクが常に付きまとう。
と言ったデメリット要素が考えられます。
勿論それらの靴で登れない訳ではありませんが 、安心・安全に自力登山をするために足をしっかり保護してくれる登山靴で登られることをお勧めいたします。
SALOMON(サロモン)
【オーセンティックLTR GTX(W)】
¥15,500
約500gと軽量で、全体的に柔らかい作りになっており舗装路や林道等の平坦な道も歩きやすいモデルです。当店のラインナップの中でも最もライトな登山靴の一つです。
ゴアテックス(防水透湿素材)もインサートされていますので防水性もバッチリ。
靴ひもを掛けるフックも2か所しかなく、初めて登山靴を履いてみたお客様でもそこまで違和感なく履けて歩くことができるモデルです。
ハイカットとまではいきませんが、足首はしっかり保護できますので捻挫等の怪我のリスクを抑えることができます。
登山靴としては全体的に作りが柔らかいので悪路や急斜面にはそこまで強くないですが、履きやすくコストパフォーマンスに優れたモデルですので、「富士山以外は悪路の少ない低山しか登らない(そもそも登山しない)からお求めやすい価格帯のがいい」、という方におススメの靴です。
ちなみに、こちらは男性用モデルです。
もう一点ご紹介。
AKU(アク)
【コネロ GTX】
¥35,800
石井スポーツが自信を持ってオススメする登山靴ブランド[AKU(アク)]の登山靴です。
上の[オーセンティックLTR GTX]と比べると全体的にしっかり(硬い)とした作りになっており、足元が悪い登山道や急斜面でも高い踏破性を発揮します。
富士山のザレ場もこの靴なら楽しみながら歩けることでしょう!
ソールはやや硬めですが、かといって凄く重いというわけでもない(約780g)絶妙なバランスの登山靴で、1996年の誕生以来、基本設計をそのままに継承するその完成度の高さは幅広いユーザーにご満足いただける靴です。
「富士山にも登るけどそれ以外も色んな山に挑戦したい」という方には、その対応力の高さからお勧めです。
こちらは女性向けカラーです。
登山靴は見た目の色・形もそうですが、何より大事なのは足に合う登山靴を見つけることだと思います。
長い時間履きっぱなし・歩きっぱなしも多い登山ですから、足に合ってないとマメや靴擦れ等のトラブルの原因になって歩くのが辛くなってしまいます。
折角の富士登山を最後まで楽しく快適に歩けるように、我々スタッフもお客様の靴選びのお手伝いをさせて頂きますので、是非登山靴を選びに当店へお越し下さい。
大宮店 会田