僕は登山をする時、どんなにしっかり準備をしたつもりでも、必ずと言っていい程 何か忘れ物をします。
前回はサングラスを忘れ、前々回はストック。その前は………もはや何を忘れたのかも忘れてしまったんですが、、
とにかく何かを忘れました(笑)
しかし、今日僕は忘れ物をせずに出発する事が出来ました! 珍しい事もあるもんだなぁ~なんて思いながら登山口に到着。
バスから降り、山荘へ入って食事をとろうかなと思った時、ある事に気が付きました。。
朝買ったパンとおにぎりの入った袋が無い!!
どうやら先程のバスに忘れてきてしまったようです…… 。(ノД`)
結局山荘でカツカレーを注文する事にしました。 注文を待っていると、
「先程バスを降りた方いらっしゃいますか?」 と、ビニール袋片手に運転手さんが入って来ました。
僕のパンとおにぎり!!!
わざわざ届けて下さいました。。
運転手さん本当にありがとうございます!
そしてご迷惑をおかけして本当に申し訳ございませんm(_ _;)m
という事で今回は八ヶ岳にやって参りました!
~1/19(日)~ 天気ー晴れ時々曇り
美濃戸口にある八ヶ岳山荘を12:00に出発! ~標高1500m 気温2℃~
途中、赤岳山荘と美濃戸山荘を通り、本日の目的地、赤岳鉱泉へ到着。(所要時間は3時間ほど)
この赤岳鉱泉には「アイスキャンディー」と言われる人工壁があり、アイスクライミングをされている方がたくさんいらっしゃいました。
何やら甘くて美味しそうなネーミングですが、写真を見てもわかる様に全く甘くはなさそうですね…..(ー_ー;)
〈アイスキャンディー〉
この山小屋は通年営業していて、お部屋も綺麗で食事も豪華、サービスも素晴らしいと思いました!
〈夕食 〉
こんな所でまさかステーキが食べられるとは、、。ご飯もクリームシチューもおかわり自由でした。
※早めに伝えればアレルギーのある方にも出来る限り対応しますとの事。
ありがたいですね!
~1/20(月)~ 天気ー晴れ時々曇り
7:30 赤岳鉱泉を出発! ~標高2200m 気温-8℃~
行者小屋までは比較的なだらかだったのですが、地蔵尾根に入るとだんだん険しくなってきます。。
12本爪アイゼンを使用し、ピッケルを使いながら慎重に斜面を登って行きます。
ギャーーーーーーーー!!!
…………お地蔵様でした。。
曲がり角を曲がった瞬間だったので、一瞬雪に埋もれた本物の遺体に見えました(>人<;)
心臓止まるかと思った。。。
稜線上に到着!
〈地蔵仏〉
風がビュービュー吹いてます。
風速5m~10m 時々15m近い突風も襲ってきます。。
サラサラのパウダースノーを巻き込みながら顔面を襲ってきます。。
しかし、バラクラバにゴーグルと、顔面装備バッチリの僕は結構平気でした!
10:30 赤岳登頂!~標高 2899m 気温 -13℃~
〈赤岳山頂からの富士山〉
ちなみに風速1mで体感温度は1℃下がると言われているので、体感は-20℃超えてると思います。
山頂でサーモスを取り出し、あったかい紅茶を注ぎます。
少しこぼしてしまってしずくがついてしまったんですが………
〈凍りついた紅茶〉
10秒ほどでこの通り……。寒さが伝わったでしょうか^_^;
下山です。来た道をまた戻ります。
地蔵尾根は相変わらずの急斜面。。
下りの方が怖い……。滑らない様に慎重に降りて行きます。
ギャーーーーーーーー!!!
……………っと言うのは冗談で、もうひっかかりません!(´∀` )
12:30 行者小屋に到着。南沢を通って美濃戸口へ向かいます。
〈南沢〉
15:00 美濃戸口へ到着!
ー今回使用した商品を一つご紹介しますー
ワイポア EXPロングT 11472円 EXPロングタイツ 11472円
100%メリノウールのアンダーウェアです。
しばらく山を登った後、ポケットに入れていた携帯電話を取り出すと、びしょびしょになっていました。
「雪でも入りこんだのかな……。」なんて最初は思ったのですが、結局それは自分の汗でした。
それだけ汗をかいたのに気付かなかったほど汗冷えを感じませんでした。
実際使用した個人的な感想なんですが、本当に快適でした!
また、抗菌防臭効果も非常に高いので、長期の縦走や旅行などにもオススメです!
写真は厚手のアンダーですが薄手や中厚、女性用のものも揃っておりますのでぜひ一度店頭でお試し下さいませm(_ _)m
これから八ヶ岳へ行こうと思っている方、何か質問などあれば店頭でお気軽に声をおかけ下さい(^_^)
〈行者小屋にて〉
八ヶ岳の綺麗な雪と景色によって、すさんだ心が真っ白に洗われた