【登山本店】 西穂独標 2017年4月29日~4月30日 テント泊

2017-05-05

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残雪期の西穂独標に行ってきました。

ロープウェイで一気に標高を上げることが出来るのが魅力です。

1日目 新穂高ロープウェイ西穂高口~西穂山荘(テント泊)

気温:0℃~-5℃

天候:雷と雹と強風の吹く環境から天候回復 晴天、強風の天候になりました。

2日目 西穂山荘~西穂丸山~西穂独標~西穂丸山~西穂山荘~新穂高ロープウェイ西穂高口

気温:-5℃~15℃

天候:強風、晴天

1日目

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北アルプス、西穂高岳よりも少し標高の下がった稜線上にあるピークの一つが西穂独標です。

独標から先はピラミッドピーク、西穂高岳と危険度の高い稜線歩きが続きますが、今回は独標まで行って同じ道を帰りました。

新穂高ロープウェイ西穂高口から西穂山荘までは樹林帯の中の尾根を歩いていきます。途中左手に西穂高岳方面が綺麗に見えてとても美しいです。

西穂山荘までは、一度尾根を下ってから急な斜面を登ります。

西穂山荘前のテント場には十分な積雪がありました。

使用テントは「PAINE G-LIGHT X 2~3人用」です。

フライシートのいらないシングルウォールテントです。

設営が比較的簡単なので、強風の厳しい状況で素早くテント設営ができる素晴らしいテントです。

強風の中のテント設営では、スノーペグが役に立ちます。

今回使用したスノーペグ

MSRのブリザードステイク 1本¥800(2017年5月5日現在)

NEMO Tステーク 1本¥500(2017年5月5日現在)

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共に中心にロープを結んで雪に埋めることで素晴らしいテンションを得られます。

深く埋めて踏み固めるほど強度がでます、30cm以上埋めるとかなり頑丈になります。

雪上では短いペグを雪に刺すだけではテントを固定できないので注意が必要です。

今回は実験的にトレッキングポールを雪に埋めてペグの代わりとしても使いました。

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その他ピッケルやスコップもペグの代わりになりますが、大きなものになるほど埋めるのに労力がかかるので、

スノーペグがあると便利です。ピッケルほどの長さがあれば埋めずに雪に刺すだけという使い方もあります。

2日目

西穂山荘~西穂丸山まではなだらかな雪面が続きます。10本爪以上のアイゼンがあれば歩きやすいですが、軽アイゼンの方もいらっしゃいました。

西穂丸山~西穂独標 景色の綺麗な美しい稜線を登ります。

最後の西穂独標への急斜面は注意が必要です。

ピッケル、10本爪以上のアイゼンなど万全の用意をお勧めいたします。

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土居

 

 

 

 

 

 

 

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