読書の秋です。

2016-09-19

台風が来ています。

こんな時は山を諦めて、山の読書で楽しみましょう!

まずはこれ。

「穂高に死す」

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槍・穂高の登山史を振り返りながら、

若くして逝った松濤明や加藤文太郎など著名な登山家たちの

壮絶な青春群像に迫る本。

おいしいとこどりのおすすめ文庫本です。

これを読んだら気になった登山家を掘り下げていきましょう。

「新編 風雪のビバーク」

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「1月6日 フーセツ 全身硬ッテ力ナシ…」

凍える指先で書かれた行動記録は、次第に遺書となっていく。

壮絶な手記を残して冬季の槍ヶ岳北鎌尾根で逝った松濤明の

紀行文とエッセイを再編集し、解説を加えた文庫本です。

北鎌尾根に行ったことある方、これから行く方も必須本です。

「氷壁」

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主人公のモデルとされたのは松濤明。

井上靖の文章力にぐいぐい引き込まれます。

上高地・穂高の峰々の描写が好きです。

主人公の最後は自分だったら…、胸を打たれます。

「ふたりのアキラ」

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冬季北鎌尾根で逝った松濤明と第二次RCCを創設し、

日本のアルピニズムを牽引した奥山章。

北鎌尾根に消えた松濤明を上高地で待ち続けた芳田美枝子は

のちに奥山章と結婚する。

二人のアキラの知られざる登山史を描いた話題作です。

 

 

たまには山に行かないで、読書はどうでしょう?

松濤明特集でした!

 

【松本店】佐藤

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塩尻洗馬の美須々。

美味しいお酒です。

一杯やりながらの読書も良いですね!

 

 

 

 

 

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