皆様こんにちは。高崎前橋店スタッフの宮守です。
先日、久しぶりに山登りに行った顛末をこのブログの方に上げさせていただきましたが、それで何かのスイッチが入っちゃったらしく、一週間と空けずに次の山へ行ってきましたのでご報告いたします。
今回行ったのは赤城山。いくつかのピークがありますが、そのうちの駒ヶ岳と最高峰の黒檜山(くろびさん)を繋ぐコースを登りました。
道はよく整備されており、このような階段も所々に設置されており、とても歩きやすいです。
1時間ほど歩いて最初のピークの駒ヶ岳へ。
私、山で自撮りをするとだいたいいつもこんな顔になるんですが…何ででしょう(汗)。
駒ヶ岳の北側の斜面は霧氷で白く覆われていました。
霧氷が日差しで溶けて笹藪に落ちるときのガサガサという音は獣が笹藪を歩く時の音に似ていて、一人で歩いていると驚かされることがあります。
耳を澄ますと、その音があちこちから聞こえて来て、ああ、これは山の奏でる音楽なんだなあとしばし耳を傾けていたら上の梢から落ちて来た氷の塊がまた私の首筋に入り、
うひゃわおうっ!?
と奇妙な叫び声を上げてしまいました。
どうやら山の神様は、私に山で心安らぐ事を許してはくれないようです。
駒ヶ岳から一時間ほどで黒檜山の山頂に付きます。
小さな社が祀られており、神秘的な雰囲気ですが、立木が多くここからの展望は今一つ。
しかしここからもう少し北側に歩くと、展望の開けたもう一つのピークがあります。
今日も非常に良い天気でかなり遠くまで見渡せます。
雪を被った谷川・朝日岳・燧ケ岳などなどが綺麗に見えました。
向こうの山はもう雪で真っ白ですね。
写真に撮る事はできませんでしたが、はるか彼方に富士山もうっすらと見えたのには驚きました。
景色をたっぷり堪能してからゆっくり下山。大沼のほとりの赤城神社で今後の行動の安全を祈願します。
何でもう山道から降りてきているのに安全祈願をするのかというと、
帰りの移動手段がこれだからです。
ちなみに山用の特別仕様とかではなく、普通の日常使い用の折畳み自転車です。
標高1345mの赤城大沼から、高崎前橋店のすぐ近くの自宅まで標高差約1200m。
実は以前からやってみたいなと思っていたんですが、道が凍ってからではほぼ自殺行為なんでやるなら今しかないなと。
それでもデンジャラスな事に変わりは無いんですが。でもクライミング然り雪山登山然り、危なっかしい事って楽しいんですよね(笑)。
実際めちゃくちゃ楽しかったです。群馬県庁が見えるまでほぼ自分の足で漕ぐことなく重力に身を任せて降りて来れました。ものすごく寒かったですけども。
こちらに引っ越して来てから1年8か月経ってようやく赤城山に登ってみたのですが、本当に“近くて良い山”という感じでした。その気になれば自転車でも帰って来れるというのがまた凄いなと(笑)。
大沼が凍ったら、ワカサギ釣りの道具を担いでまた来ようと思います。
商品紹介のコーナー
今回一番、持ってきておいて良かったと思ったアイテムをご紹介します!
マムート WS Helm Cap
参考価格¥5500→¥4380(2020年11月13日現在・税込)
ヘルメット用の防寒ライナーです。
生地が薄く、水泳キャップのように頭にぴったりフィットするので、登山用や自転車用のヘルメットの下に被っても全く邪魔にならず、生地が薄くても結構暖かいです。冷えやすい耳の部分には風を通さないゴアテックス・ウインドストッパーを使用。特に風の強い状況下で威力を発揮します。
折りたためば手のひらに握りこめるくらいコンパクトで軽いので、持ち歩いていても邪魔になりません。これからの季節は帽子も防寒用がメインになって行きますが、もう少し早い時期の山だと、日よけ用のキャップやハットを被っていくか、防寒用のニットキャップを被っていくか迷う時もあると思います。そんな時も、これがあると普通のキャップやハットの下に被ることもできるのでとても便利です!
ついでに私の愛車もご紹介します(笑)
ジープ JeepJE-206G 折りたたみ自転車 345mm 20インチ
※ヨドバシドットコムでご購入いただけますが、石井スポーツ高崎前橋店店頭での取り扱いはございません。
現行のモデルは私が使っている昔の物と若干仕様が異なるようですが、とにかく丈夫です。 1年8か月そこそこハードに使い続けてパンク一つしたことがありません。
縁石に接触して乗り手が2m位前方に放り出されるような転倒をしても、飛び出してきた小動物に驚いて深さ1m位の用水路に落っこちた後も、ハンドルに取り付けてあったベルやライトなどはすべて木っ端微塵になりましたがそれ以外は全く問題なく走る位頑丈です。
…それで怪我一つしない乗り手も同じ位頑丈な事にも驚きですが(苦笑)。
丈夫で使い勝手の良い自転車が欲しいと思っている方に、特にお勧めです。
この調子で近々また山に行きたいなと思っておりますので、その時また面白い事がありましたらご報告いたします!