こんにちは。
ファイントラックのキスケです。
11/24-25で奥穂高南稜へ行ってきました。
23日仕事終わりに坂巻温泉へ行き、車を停めさせて頂き上高地まで歩きます。
もうこの時期は、バスがないので坂巻温泉から歩きます。
睡眠時間がほとんど取れなくて、眠い目を擦りながら岳沢まで歩きます。
岳沢で、水を汲もうと思ったら水がなく、仕方なく雪渓を溶かして水を作りました。
奥穂高南稜へは、岳沢をつめて要の滝の左側のルンゼをあがって登って行きます。
南稜取付から雪があり、アイゼンとピッケルで進んでいきます。
少々の藪漕ぎがありましたが、核心と思われるトリコニー1峰まで順調に進みロープを出して進みました。
夏では入門ルートの奥穂高南稜もアイゼンをつけて登るのは、難しくほぼドライツーリングのような感じでした。
トリコニー2峰は、滝沢側を巻きましたがここも悪くロープ出しました。
そこから、急登を登り懸垂下降点をうまくクライムダウンでやり過ごし、奥穂高へは14:20に着きました。
快晴で風もそんなに強くないですが、寝不足からの疲れと久々のアイゼン歩行でふくらはぎが攣りそうです。
時間もそんなにないので、西穂高方面へ進み。
馬の背を下りましたが、これがまた結構悪く緊張しました。
ロバの耳へ行くのに一度懸垂をして降り立ちました。
ロバの耳もジャンダルムも夏道が出ており、結構悪いので慎重に通過していきます。
本日はコブ尾根の頭でビバーク。
ジャンダルムが近く、風も強いので風防を高く積みました。
しかし、西穂高奥穂高の中心にいて、3100m以上の標高で他では味わえない、いい幕営地でした。
雪山独特の水作りやテントの整地などいろいろ煩わしい事が何故か妙に懐かしく、雪山に来たんだなと言う気持ちになりました。
この日は、寝不足も相まってひどく疲れたのでご飯をたくさん食べて早く寝ました。
翌日は、遅く起きて天狗沢を下り坂巻温泉までゆっくり下りました。
この山行は、厳冬期の穂高の偵察でしたが雪のつき方次第では、ロバの耳やジャンダルムを直登しなければならない。
厳冬期の厳しい気象条件や低温を考えると厳冬期の穂高はやはり難しそうです。
商品紹介
今の時期は、日が当たると暑く、日がかげると寒いので汗冷え対策をした方が快適な登山ができる。
今回、ドライレイヤーを着て行ったらほとんど汗冷えはしなかった。