こんにちは！
 
石井スポーツ吉祥寺店の斉藤です。
（最初に…動画はパソコンから見ることができます。）
 
いよいよ最終日の朝がやってまいりました。
 
料理している時間がもったいないので、朝ご飯は味噌汁と尾西のごはんで適当に済ませます。
 
この日も天気には恵まれ

 
気持ちの良い朝です。
 
行程は遅れているので急いで出発します。
 
上から見た小畠谷の右股と左股

 
私達は大スラブ壁の真ん中にいますので、まだ半分くらい高巻かなければなりません。
 
この日も植田がリードで行きます。


 
いつ崩れてもおかしくないこのスラブ壁をリードで行けるなんて尊敬します。
 
この日も６ピッチかかってやっとの事で安全地帯に出ました！


 
沢に出る事ができて一安心です。


 
この後もしばらく沢の中を歩きます。
 
大きな滝は無いものの滑りやすい滝が多くブラシで苔を取ってから登ったり、足場の少ない急登を植田の肩を足場にして高巻いたりと必死！
 
オバタキタンはまだまだ牙を剥いてきます。

 
とても滑る丸太では金井店長にお助けひもを出してもらいます。
絶対落ちたくない私は格好も気にせず必死にしがみつきます。

 
あまりの格好にみんな大うけでした。
 
いろいろありましたがやっとの事で藪漕ぎゾーンへ突入！
 
最初こそ大した事なかったのですが

 
徐々に急登になり、木が密集してきて行く手を阻みます。
オバタキタンはここでも牙を剥いてきて簡単には終わらせてくれません。


 
やっとの事で登山道に出る事ができて「やったぁ」と思ったのですが、普段人が通らない道なので道幅は狭く安心できない道が続きます。
 
それでも頑張って歩き続けているとご褒美なのか、雲海を見ることができて感動しました！


 
とてもきれいでした。
 
大笠山に着いた私達はそれはもうボロボロです。

 
後3時間も下れば駐車場なのに疲れも手伝って長く感じます。

 
駐車場に着く頃には真っ暗になってしまいましたが、何とか無事に帰ってこれました。
 
いつもお助けひもを出してくれたり、ロープで引っ張り上げてくれた金井店長
大スラブ壁をリードしてくれたり、肩を足場にさせてもらった植田さん
藪漕ぎで私のマットを持ってくれた松本君
ありがとうございました。
 
生きていることに感謝。
 
とっても大変でしたがなかなか体験することのできない
ハラハラ、ワクワクする大冒険でした。
 
皆様最後まで見て頂きありがとうございました。