6/20.21
20日間も生活していたのでかなりのゴミも出ていた上、前年もしくはそれよりも前に訪れた人たちのゴミが散乱している箇所もあったので、清掃活動を行う意義は大きいと感じた。
6/22〜24 BC→アランドゥ→チュトロン
ポーターの人数は、行きは総勢60名超だったが、下山時は30名超と半分以下の数になっていた。
年齢層も若めの人が多い印象。
行きの時とは違って、クレバスは大きな口が空いているところが所々にあるので、お互いにロープを結んで通過した。
お互いペースが合わないと、引っ張られるような感じになりとても歩きづらい。
時にはクレバスをジャンプして通過する箇所もあり、やたらとスリリング。
だが、それも2、3時間の間だけであとは歩きやすい道をひたすら歩くだけ。
だんだんとスパンティークが遠ざかっていく。
またここに来ることはあるのかなぁ、などと考えてしまう。
スパンティークは雲に隠れている
行きでは余裕がなくて気づかなかったが、足元にはきれいなお花たちがたくさんあり、癒される。
膝の具合は、荷物をポーターに持ってもらっていることと、サポーターを装着しているおかげで無理なく歩け一安心。
絶景を眺めながら休憩。
最高のロケーション。
アランドゥに到着。
20日間という登山期間はなんだかあっけなかったような、長かったようなどちらともいえない不思議な感覚に襲われた。
アランドゥでポーター達とお別れし、車に乗りスカルドゥへ。
ポーターはとてもたくましく、謙虚で働き者であった。彼らが僕たちの荷物を持ってくれていければ、僕らの遠征は最初からかなりの苦難を伴っただろう。
本当に感謝。
ポーターたちにお金を支払う場面。
スカルドゥに向かう帰り道で、「チュトロン」という温泉で有名な村があるのでそこに立ち寄り一泊しました。
そこでは確かにとても質がいい温泉があったが、現地の人は入浴だけでなく、靴や衣服、食器などを洗っていた。。
日本では中々考えられない、異文化を体験しました。。
6/25〜26 チュトロン→スカルドゥ
なんだか安心できる故郷に帰ってきた感じだ。
昼食後、日本に送る荷物の梱包作業。
送る荷物の詰め込みとそのリストの作成を行なった。
リストは大まかに作ればよく、意外と早く終わって一安心。この作業が終われば、あとは特にやることはないのでお土産の購入や外食、ホテルでのんびり過ごすなど各自自由行動。
隊員の中には、お腹を壊すことを恐れず屋台で販売しているジュースを飲む強者がいました笑。
荷物の発送作業。送る荷物は13個でまあまあ高い送料がかかった。
果物屋台。自分はお腹が弱いので飲まなかった。
地元の人が利用する定食屋でご飯。4人で食べて1000円以下とリーズナブル。
エージェントと隊員全員で夕ご飯。みんな本当にいい人たちでした。
6/27〜29 スカルドゥ→イスラマバード→新千歳空港
イスラマバードはスカルドゥと比べてはるかに暑いが、湿気はなくカラっとしているので日本の夏よりは過ごしやすい。
その日は最高気温でだいたい39℃くらいで、札幌に住んでいると一生体験できないであろう気温。
とてもじゃないが外を歩く気にならないので、近くのデパートでお土産を買いショッピングを楽しむ。
パキスタンの民族衣装を試着して、結果自分へのお土産として購入しました。
恐らくイスラマバード一番大きいショッピングモール。
華な店内
中国料理屋で夕飯。パキスタンでは中国料理屋が多い。
今回のような長期遠征が行えたのは、職場の方々、家族、所属する山岳会の方々などの応援とご協力のお陰です。
本当にありがとうございます。