Sauconyの3足は、
役割が重ならない。
Sauconyの3モデルを比較すると、レース、スピードトレーニング、ロング走・日常ランニングという役割がはっきり分かれます。
日常・ロング走
Endorphin Elite 3
レースのためのカーボンシューズ。
Endorphin Azura
カーボンプレートを使わずにスピード感を狙うモデル。
Triumph 24
長距離や日常のトレーニングを重視。
Endorphin Elite 3――レースで最大限の推進力を狙う

ブランド史上最高レベルの圧倒的な反発性と高いエネルギーリターンを実現した最新のミッドソールIncrediRUNフォームと、新しいスロット付きカーボンプレートを採用し、40mmのフルスタックを備えています。
前モデルから、ミッドフットからヒールにかけてのクッションと安定性を意識した設計になっています。
カーボンプレート搭載シューズは、単純に「硬いから速い」というものではありません。フォームが沈み、プレートがしなり、戻るまでのタイミングが自分の接地と合うかどうかが重要です。
試し履きでは、普段のジョグよりレースペースに近い速度で確認した方が特徴を理解しやすいでしょう。
Endorphin Azura――プレートなしで速さを考える

Endorphin Azuraは「Fast & Light」をコンセプトにしたモデル。
あえてカーボンやナイロンプレートを排除し、着地から蹴り出しまでの体重移動をスムーズにするサッカニー独自のつま先が反り上がったロッカー構造をしています。
メーカー公表ではメンズ27cm約240g、ウィメンズ24cm約212g、ヒール40mm・前足部32mm、8mmドロップ。
カーボンシューズとは異なる方法で前への足運びを作っているのがポイントです。
Triumph 24――ロング走を支えるクッション

Triumph 24は、長距離ランニングや日常のトレーニングを軸にしたモデル。
贅沢な柔らかさと軽さを両立させた新開発の最先端ミッドソール素材incrediLUXフォームを採用し、前モデルよりフォーム量を増やしながら軽量化を図っています。
長い距離では、速さだけでなく、足への負担をどう管理するかが重要です。
そのためTriumph 24は、Endorphin Elite 3のようなレース用シューズと比較するのではなく、日常の走行距離を支えるシューズとして考える方が適切です。
3モデルをどう使い分ける?
| Endorphin Elite 3 | Endorphin Azura | Triumph 24 | |
|---|---|---|---|
| 用途 | レース | テンポ走・スピードトレーニング | 日常ラン・ロング走・回復寄りの走行 |
| プレート | スロット付きカーボンプレート | なし カーボン・ナイロンともに排除 |
― |
| ミッドソール | IncrediRUNフォーム | ― | incrediLUXフォーム |
| スタック高 | 40mmフルスタック | ヒール40mm/前足部32mm | ― |
| ドロップ | ― | 8mm | ― |
| 重量 | ― | 約240g(メンズ27cm) 約212g(ウィメンズ24cm) |
― |
| 特徴 | ミッドフットからヒールにかけてのクッションと安定性 | つま先が反り上がったロッカー構造 | フォーム量を増やしながら軽量化 |
※「―」は本記事で扱っていない項目です。実際の数値はメーカー公表値をご確認ください。
この3足は、同じブランドでも目的が重ならないように設計されています。
試し履きで比較するなら
3足を、この順番で履き比べる
まずTriumph 24で、長距離向けのクッションと安定感を確認。
次にEndorphin Azuraで、プレートなしでもSpeedRollとPWRRUN PBによってどの程度前へ進みやすく感じるかを確認。
最後にEndorphin Elite 3で、カーボンプレートと高反発フォームの推進感を確認します。
この順番で履くと、単純な「柔らかい・硬い」ではなく、シューズの目的そのものを比較しやすくなります。
まとめ
Sauconyの3モデルは、用途で整理すると分かりやすくなります。
レース
Endorphin Elite 3
プレートなしのスピードトレーニング
Endorphin Azura
日常+ロング走
Triumph 24
RUNNING EXPOでは、試し履きした瞬間の印象だけで決めず、自分がそのシューズを「どの練習日に使うのか」まで考えて比較することが重要です。




