スキーの夕べ2019東京会場
2018年11月10日(土)無事終了致しました。
このページでは、東京会場の開催模様をレポートさせて頂きます!
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山木匡浩氏(ヤマキックス)を始めとしたスキーの夕べ実行委員会と、株式会社ICI石井スポーツによる、スキーシーズンイン前の無料トークショーイベントです。
※↑当日は広場が工事中で建物全景が撮れなかったので、この写真だけは事前に撮影したものです。
開場前のセッティング中の風景とホール座席の全景。
↑毎年会場が違うのですが、今年はまた立派なホールで開催することができました。
沢山の方にご来場頂き、スキーの夕べ東京会場がSTART!!
まずは実行委員長である、山木氏によるゲストスキーヤー紹介。
左から「楠 泰輔氏」「小野塚 彩那氏」そして「佐々木明氏・・・・・・・・」って佐々木氏がいない?!!
どうやら交通渋滞に巻き込まれて到着が遅れているとのこと・・・・・。
元々佐々木氏は後半パートなので、そのまま進行することになりました。
プログラムNo.1『スキー技術選手権大会時代を振り返る』小野塚 彩那
ソチオリンピック女子ハーフパイプ銅メダリスト、世界選手権やX-Gamesでも何度も表彰台に上がっている小野塚氏の、基礎スキーヤー時代のお話し。
山木氏との対談方式で進行。お二人の軽妙なやりとりで会場が沸きます。
当時の写真を多少イジりつつ、今だから話せる裏話や、山木氏が当時から小野塚氏の滑りに注目していて、具体的な動きのところまで挙げてベタ褒めしていたりなど、お二人のやり取りは実に興味深かったです。
最後には、技術選への思いやご自身の考えも語って頂きました。
↓後方からの会場全体の風景
ベテランからご家族の皆様まで、様々な方々にご来場頂きました!
プログラムNo.2『フリーライドスキー2年目を終えて』楠 泰輔
年間ポイントランク上位50名しか参加できない、フリーライドワールドツアー(FWT)の2年目のシーズンを、楠氏自ら振り返って頂きました。
「大会はSTARTポイントが提示されるだけで、どこを滑るかは自由」
「双眼鏡を使ってのフェイスチェックはするが、大会はぶっつけ本番」
「岩があったらジャンプしたくなる」
などなど、色々と衝撃的なコメントが飛び出しました。凄い世界ですFWT。
開幕戦は日本の白馬で行われる予定でしたが、悪天候や雪面状況などで白馬での開催は中止に。代わりにカナダで連戦になったりと、当時の苦労話も。
カナダ大会では、ビールのラベルに楠氏が採用されているのを見つけて、本人もビックリされたようです。
それだけ滑りが認められていて、世界的にも楠氏が注目されているということですね。
これはテンション上がりますよね~↑
実際の滑走中の動画も沢山流して頂きました。
日本の一般的なスキーのイメージとは全く違う映像に、会場内からはどよめきが起こっていましたね。
FWTで戦う楠氏から感じたのは「アスリートでありながら、スキーの持つ本来の自由さを楽しんでいる」というのが、ひしひしと伝わってくることでした。
私も専らゲレンデ内を滑る人間なので、違った世界を知ることが出来て、スキーに対する見方というか視野が広がった感じです。
プログラムNo.3『日本アルペン界の展望』佐々木 明
遅れていた佐々木氏は・・・・・・・・間に合いました!
よかったぁ~。
山木氏から「Mr.夕べ」と紹介された佐々木氏。
今季から日本のアルペンナショナルチームアドバイザーに就任したということで、今後の日本チームの展望を語って頂きました。
佐々木氏は冒頭で「日本の長いスキー史の中で、トップシードに入ったのはわずか6名」と、日本のアルペン界の現状を指摘。
それを踏まえたうえで、現状を打開するために何をすべきなのか、ご自身もトップレベルで戦ってきたからこその、力のこもった講演となりました。
なかでも「マインドフルネス」 メンタル面の重要性を説いていました。
マインドフルネスは、アスリートのみならず、それこそ仕事や日常でも有益な考え方ですので、非常に勉強になります。
更に、Jリーグ百年構想を引き合いに「具体的な中・長期的目標」も宣言されていました。
講演時間はやや短めとなりましたが、今後の日本アルペン界に新たな風を吹き込んでくれそうな、そういった期待が持てる講演内容でした!
プログラムNo3.5『パキスタン カラコルム山脈 ライラピーク遠征報告』山木 匡浩
↑スキーの夕べ実行委員長の山木氏
パキスタンにあるライラピーク(写真中央の尖った山)へのスキー遠征報告ですが、「駆け足編」との気になる文字が載っています・・・・・・・。
「時間も押してますし、早口でいくので聴き逃さないようにして下さいね~」なんてコメントからスタート。
画面の切り替えが早く、寧ろ山木氏がコメントするのに大変そうな感じでどんどん画面が進んでいきまして・・・・・・・・・・。
「続きはWebで的なオチ」というまさかの展開で報告会が終了!!
確かに、チラシのプログラム概要にも「こちらは時間の都合上、割愛する場合が―」なんて書いてありましたが、このようなケースを想定しての用意周到な山木氏でした(笑)
ちなみに、今回の山木氏の報告会の続編とも言うべきイベント、
「Peakperformance自由が丘店報告会」が11月17日(土)に行われるようです。興味のある方は是非そちらにもご来場下さい。
プログラムNo.4『お楽しみ抽選会!~ハズレなし~』
各ゲストスキーヤーによる講演が終了後して、スキーの夕べ恒例のお楽しみ抽選会がSTART!!
豪華景品が話題になっているお楽しみ抽選会。
今年もご協賛各社様の協力を頂き、スキー板やスキーブーツ、リフト券を始めとして様々な景品を用意させて頂きました!!!
ゲストスキーヤーの皆様と、我々石井スポーツスタッフ総出で抽選会を進めていきます。
景品は羅列するとキリがないですが、少し挙げますとスキー板・スキーブーツ・スキーウェア・ヘルメット・ゴーグル・グローブ・バッグ・ニット帽・リフト券などなど様々です。
ハズレ無しですので、ご入場頂いた方には何かしらが当たる仕組みになっています。
そして今年は、小野塚彩那氏のご実家が経営されている「勝田屋旅館」で作られている『南魚沼産 塩沢コシヒカリ 勝田屋米』も景品として登場!
こんなの美味しいに決まっているじゃないですかー!!!私も欲しかった~~~
大物アイテムも続々登場しました!
↓スキーウェアや、
↓スキーブーツ!
↓そしてメインのスキー板!!など
本来であれば、お一人様づつ丁寧に景品をお渡しするところ、時間も押していたため巻き気味の進行になってしまい、大変申し訳ございませんでした。
最後は、ゲストスキーヤーの皆様揃って締めくくって頂き、イベント終了!!
実際に会場でお話を聴かせて頂いて、ゲストスキーヤーの方々からは、世界で戦うトップアスリートであると同時に「スキーを楽しむ姿勢」というのを強く感じ取れました。
「スキーの夕べ」というイベントは、理論や技術的な話はもとより
「スキーに対する情熱・気持ち」を高めてくれるイベントだと思っています。
私も、早く滑りに行きたくなりましたし、
このような素晴らしいイベントに、少しでも携われて幸栄でした。
最後に、
今年も多くの皆様にご来場頂き、誠にありがとうざいましました。
僭越ながら、この場で東京会場に携わったスタッフを代表してお礼申し上げます。
大宮店 會田